(韓国経済新聞 韓国語 2019/07/08)
サムスン電子にフッ化水素を供給する協力会社A社の会長は先週、急遽日本に飛んで行った。日本政府が去る4日から高純度フッ化水素、フォトレジスト(感光液)、フッ化ポリイミドの半導体・ディスプレイ工程の核心品目3種の輸出規制に出るだろうというニュースに接したためだ。
主な取引先である日本のフッ化水素企業『ステラケミファ』の橋本亜希社長から返ってきた答えは「政治的状況のためなので私たちもどうしようもない。輸出承認手続きがどれくらいかかるのか、ひとまず待ってみよう」という話だけだった。高純度フッ化水素は半導体回路の不必要な部分を削るエッチング工程と不純物を除去する洗浄工程で広範囲に使われる。
A社会長は7日、韓国経済新聞との電話通話で「4日以降からはステラケミファからの納品が途絶えた状況」としながら「1か月分の在庫を全部消尽すれば高純度フッ化水素加工を中止するしかない」と述べた。この会社は、売り上げの半分以上がフッ化水素から出る。生産量の70%は日本産高純度フッ化水素を輸入して加工し、残りの30%程度は中国の低純度フッ化水素を持ってきて高純度に精製して販売する。
一部では中国産低純度フッ化水素を追加で持ってきて精製すれば良いというが、これは事実上、不可能というのが彼の説明だ。A社会長は「すでに低純度フッ化水素を高純度に精製する施設を“完全稼動”している」とし「現在、増設しているが、完工までは少なくとも1年以上かかるだろう」と述べた。
ステラケミファも輸出の道が詰まったことについてもどかしさを吐露したとA社会長は伝えた。日本産フッ化水素の対韓輸出割合(1~4月基準)は85.9%に達する。3つの規制対象品目のうち日本企業の被害が最も大きな製品だ。日本とシンガポールに生産拠点があるステラケミファは、シンガポール産の韓国供給が可能かどうか検討している。
※シンガポールは「非ホワイト国」です。
※シンガポールは「非ホワイト国」です。


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