中国初 国産空母就役 「山東」南シナ海 海軍力誇示へ
(読売新聞 2019/12/18)
【北京=中川孝之】中国初の国産空母が17日、南シナ海に面する南部・海南島三亜の海軍基地で就役した。ウクライナから購入した中古船体を改造した「遼寧」に続く2隻目の空母だ。今後は南シナ海の内外での航行を常態化させ、周辺国などに海軍力を誇示するものとみられる。

▲2017年4月に進水した当時の国産空母「山東」=安川純撮影
◇2隻体制に 3隻目も建造中
■激励
中国中央テレビによると、17日に開かれた記念式典には、習近平(シージンピン)国家主席をはじめ軍幹部や建造に携わった関係者ら約5000人が出席した。習氏は艦上で艦載機のパイロットと笑顔で握手し、装備や司令室を視察した後、「党と人民のために新たな功績を立てるよう、努力を重ねてほしい」と激励した。
艦名は東部・山東省にちなむ「山東」で、習氏が式典で命名書を艦長に手渡した。2012年に就役した1隻目の遼寧は、東北部の遼寧省を艦名の由来とした。
山東は今後、島嶼の領有権を争うベトナムやフィリピンに海軍力の違いを見せつけるために、護衛に当たる駆逐艦などと南シナ海で訓練名目の航行を行うとみられる。
米軍への対抗姿勢を示すため、台湾海峡の航行や、西太平洋への進出を本格化させる可能性も高い。シーレーン(海上交通路)防衛を名目に、初めてとなるインド洋への展開も視野に入れているとの見方も強い。
■見劣り
中国海軍の空母は2隻体制となったが、米海軍の空母に比べれば性能で見劣りする。
山東は、訓練用に就役させた遼寧をベースに設計された。艦載機の発艦は、船首の勾配を利用する「スキージャンプ式」で、米原子力空母のような、重い機体を矢継ぎ早に飛ばすカタパルトを備えていない。そのため武器や燃料を多く積んだ艦載機や固定翼の早期警戒機の運用は難しい。また、原子力ではなく通常動力のため長期航行も制限される。
中国は進歩している点をアピールする。山東の開発責任者が中国メディアに語ったところによれば、艦橋の面積を縮小し、艦載できる戦闘機「殲(J)15」の数を遼寧の24機から約36機まで増やした。
開発に参加した532の企業や研究所のうち、77%に当たる412が非軍事部門で、民間部門の技術を軍事転用する「軍民融合」戦略の成果とも位置づける。技術陣は平均年齢30歳代半ばで、山東建造で培ったノウハウを、今後活用するものとみられる。
■負担
中国は上海で3隻目の空母を建造中だ。米軍の空母は①定期的な整備補修②訓練③即応体制――のローテーション方式で運用されている。中国も3隻目が就役すれば、ローテーションを組むことが出来る。
さらに中国は、初の原子力空母を含めた6隻体制を計画していると取り沙汰されている。ただ、経済が減速する中国には重い負担となる。香港の英字紙サウスチャイナ・モーニングポストは、予算や技術面の問題から、5隻目以降の建造のメドが立っていないとの見方を伝えている。

日本もそろそろ“対艦”弾道ミサイルは開発・配備しても良いんじゃないですかね。

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国の経済がガタガタになってるのにどうすんだ、こいつら。
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