(時事通信 2020/01/30)

 金地金6キロを成田空港で国内に持ち込もうとしたとして、東京税関成田支署は30日、韓国籍の自称ピアニスト、大山明広こと朴明祐容疑者(55)=東京都新宿区高田馬場=ら3人を、関税法違反未遂(無許可輸入)などの疑いで東京地検に告発すると発表した。3人は警視庁戸塚署に29日、同容疑などで逮捕されており、一部は容疑を認めているという。

 税関は、朴容疑者が2017年5月~18年2月、成田、羽田両空港でカートに隠す手口で、韓国籍を中心とする親族や知人ら約30人で計約497キロ、約24億7500万円相当の金地金を持ち込み、消費税約1億9800万円の支払いを免れたとみている。

 税関によると、朴容疑者の交際相手の息子で会社員、石井翔容疑者(25)=さいたま市大宮区三橋=が17年10月、注意書きパネルを偽装して金地金を入れた金属箱をカートに取り付けていたのを、税関職員が「パネルにしては分厚い」と不審視。トイレで金地金をスーツケースに入れ替えて通関しようとしたところを摘発した。その後、警視庁と合同で捜査を続けていた。

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▲摘発された男らが持ち込もうとした金地金と、カートの注意書きパネルを偽装した金属箱。左は空港備え付けのカート=30日、成田空港


(朝日新聞 2020/01/30)

 東京税関成田税関支署は30日、香港から金の地金6キロを密輸入しようとした男らを摘発したと発表した。関係する6人が29日、関税法違反などの容疑で警視庁戸塚署に逮捕された。1年足らずの間に計24億7500万円相当の金を密輸入したとみられるという。

 発表によると、逮捕されたのは韓国籍で東京都新宿区のピアニスト大山明広容疑者(55)と、さいたま市北区の無職石井操容疑者(58)のほか、同市と都内の男4人。このうち3人は韓国籍という。

 大山、石井両容疑者は2017年10月24日、男1人とともに香港で購入した金の地金6個計約6キロ(課税価格約2768万円)を、韓国経由で成田空港から密輸入し、消費税と地方消費税計約221万円を脱税しようとした疑いがある。男が手荷物カートに細工をするなどして金を隠し、持ち込もうとしたのを税関検査官が発見したという。

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▲空港の手荷物カートに、偽造した説明書きを貼りつけた金属ケースを磁石で取り付け、中に金を隠していたという=2020年1月30日、成田空港、福田祥史撮影

 この20日前の10月4日には、両容疑者が別の男3人とともに、同様に香港で購入した金の地金18個計約18キロ(同8253万円)を成田空港から密輸入し、その日のうちに売却して消費税など計約660万円を脱税した疑いもあるという。

 税関支署は、両容疑者のグループは約30人で、17年5月から18年2月までの間に成田空港と羽田空港から計54回、合わせて497キロの金を密輸入していたとみて調査を進めている。このうち、税関検査で発見して押収したのは4件計20キロだったという。(福田祥史)
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朝日新聞で『通称(日本名)のみ』や『韓国籍+韓国名』は見ますが、『韓国籍+通称(日本名)』は珍しいですね。