(韓国日報 韓国語 2020/05/19)

○公益情報提供した職員、生活館閉めたまま対立、施設は運営中断
○『ナヌムの家』初の事態…正義連に続きナヌムの家も一波万波

日本軍慰安婦おばあさん住居福祉施設である『大韓仏教曹渓宗ナヌムの家』の職員が、施設の不公正運営疑惑を提起して半月以上、おばあさんの生活館を封鎖していることが確認された。内部不正を告発した職員は「ナヌムの家所長などが後援支援金を横領しておばあさんを虐待した」と主張している。

19日、京畿道広州市退村面のナヌムの家関係者の話を総合すると、療養保護士・歴史館学芸士[学芸員]・調理士[調理師]などナヌムの家の職員10人余りは、今月の初めから生活館を閉じたまま外部の人の出入りを統制している。生活館ではイ・オクソン[李玉善]おばあさん(93)ら5人の日本軍慰安婦被害者が居住している。

生活館を閉めた職員が、特にアン・シングォン[安信権]ナヌムの家所長など行政職職員の出入りを阻止していることにより、施設運営は麻痺状態に陥った。

ナヌムの家の内部事情をよく知るA氏は「職員が所長の職印やナヌムの家法人カードなど行政業務に必要な道具を全部持っていった」
とし「ナヌムの家の業務が麻痺した状態」と話した。この他に郵便物や内部会計文書など行政職職員の業務資料もこれらが持っていると伝えられた。A氏は「これらが生活館後方の宿舎で寝食を解決して、昼夜で生活館建物を守っている」と話した。

生活館を封鎖した職員は、これまで数回内部告発を行ったが反響がなく、最後の手段として接近遮断を選択したと見られる。ナヌムの家職員は去る3月、警察に告発状を提出し、京畿道と光州市に請願を上げるなど、内部実態を告発してきた。

アン所長らがおばあさんを冷遇したり暴言を吐いたり、後援支援金の大半がナヌムの家理事会を構成する大韓仏教曹渓宗に入ったというのが告発内容だ。

公益情報提供者代表であるキム・デウォル,ナヌムの家歴史館学芸室長は、この日、報道資料を出して「慰安婦被害者運動に関する国民の支持がこのように歪曲されるのをそのまま見ていられなかった」と明らかにした。

警察と京畿道は公益情報提供に基づいてナヌムの家を相手にした調査に着手した。京畿道は去る3月10日、ナヌムの家職員が国民申聞鼓に「おばあさんの食費として出た補助金を職員の食費として使い、後援支援金の大部分は建物の建て増しに使っている」としてあげた請願について、今月13日から特別指導点検を行っている。京畿道関係者は「現場訪問点検を終え、資料保存・関係者の意見聴取などを進めている」と明らかにした。

京畿広州警察署も後援支援金横領疑惑などでナヌムの家関係者B氏を立件して調査中だ。

日本軍慰安婦おばあさんを支援する正義記憶連帯事態に続き、ナヌムの家まで内紛事態に陥り、市民社会団体は衝撃に包まれた。

生活館占拠状況について、ナヌムの家公益情報提供者C氏は「すでに国民申聞鼓などを通して私たちの立場を十分に明らかにした」とし「これ以上言うことはない」と話した。

占拠が半月以上続いて内部で生活するおばあさんの生活環境に対する懸念が出ているが、A氏は「生活館に調理士・療養保護社などが一緒にいて、基本的な生活の介護は維持されている」と説明した。(機械翻訳 若干修正)