(ニュース1 韓国語 2020/09/22)
○植物人間説を提起した近藤「韓国政府関係者に聞いた」
○「『自衛隊哨戒機事件』とも関連ある」と主張
北韓[以下、北朝鮮]で去る2018年末、キム・ジョンウン[金正恩]国務委員長暗殺未遂事件が発生したという主張が提起された。
日本の週刊誌『週刊現代』の近藤大介,特別編集委員は22日、オンラインメディア『現代ビジネス』に掲載された河野克俊,前自衛隊統合幕僚長(韓国の合同参謀議長に該当)との対談で、「韓国政府の関係者から非公式的に聞いた話」としながら、このように明らかにした。
近藤委員によれば、事件はキム委員長が江原道元山市所在のカルマ海岸観光地区建設現場の視察に行った際に発生した。カルマ海岸観光地区は外国人観光客誘致のために元山の明沙十里海岸一帯にホテル・カジノなど大規模リゾート団地を造成するキム委員長の重要事業の一つだ。
近藤は「当時、苦役に耐えかねた建設現場の兵士の一部が、暗殺未遂を起こした」とし「犯人は一網打尽にされたが、4人が船に乗って日本に亡命しようとした」と主張した。
これと関連して近藤は、2018年12月20日に東海[日本海]上で韓国軍に救助された後、北朝鮮に送り返された住民3人と死体1体が、まさに暗殺未遂事件に加担した北朝鮮兵士だったという話を聞いたと言及した。
2018年12月20日は、東海の大和堆(日本名ヤマトタイ)海域近くの韓日中間水域で、遭難信号を送った北朝鮮の船舶を捜索していた韓国海軍の駆逐艦広開土大王艦に向かって、海上自衛隊所属のP-1哨戒機が低高度で威嚇飛行する事件が発生した日だ。

▲去る2018年12月20日、日本海上自衛隊のP-1哨戒機が東海上で韓国海軍の駆逐艦広開土大王艦に向かって低空威嚇飛行した当時を撮影した映像。黄色い円の中が日本自衛隊の哨戒機だ。(韓国国防部映像キャプチャー)2019.1.5
日本側は当時、広開土大王艦が自衛隊の哨戒機を狙って射撃統制レーダーを稼動するなど攻撃直前行為と見なされるような行動をしたと主張し、1か月余りにわたり韓日両国間に“真実攻防”が繰り広げられたりした。
近藤は当時、韓国海軍艦が該当海域で捜索作業を始めたのは、「北朝鮮から開城南北共同連絡事務所を通じて、緊急連絡を受けた韓国政府が軍を出動させた」ためだと主張した。
これに対し、河野前幕僚長は「その話は、たしかに“可能性の一つ”として報告を受けました」としながらも「重ねて言いますが、真相はいまだに不明です。韓国軍がなぜあの時、自衛隊機にレーダー照射をしたのかは、解明されていない」と述べた。
しかし、近藤の主張と違い、当時、韓国統一部は「救助された北朝鮮住民たちが関係機関の合同尋問で北朝鮮に戻るという意向を明らかにし、北朝鮮に引き渡した」と説明した。
近藤は去る4月には『中国医療消息筋』を引用し、「キム委員長が地方視察中に倒れ、ステント手術を受けたが、処置が遅れて植物人間状態に陥った」と主張した人物だ。しかし、彼が提起した『植物人間説』は結局、誤報と判明した。
北朝鮮朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は『自衛隊哨戒機事件』発生前の2018年11月1日付で、キム委員長の元山カルマ海岸観光地区視察のニュースを大々的に報道した。
そして労働新聞は『哨戒機事件』翌日である2018年12月21日には、キム委員長がカルマ海岸観光地区建設の働き手と勤労者たちに『感謝』を送ったという記事を載せた。(機械翻訳 若干修正)
| 尖閣、北朝鮮、改憲…自衛隊トップ「統合幕僚長」はどう向き合ったか (現代ビジネス 2020/09/22) (略) ■韓国軍レーダー照射事件の真相 近藤:(略)統幕長時代の2018年12月20日、日本海沖で、韓国海軍の駆逐艦が自衛隊のP-1哨戒機に対して火器管制レーダーを照射した事件が起こりましたね。日本が騒然となったのは、いまだ記憶に新しいところですが、自衛隊内部でどう対応したのですか? 河野: あの時、私は第一報を聞いて、これは何かの間違いだろうと思ったんです。2013年に、東シナ海で中国軍からレーダー照射を受けたことはありました。でも韓国は、日本の友好国という位置づけでしょう。 それで、「もう一度よく調べろ」と命じました。そうしたら2回目の報告でも、「P-1哨戒機が数分間にわたり複数回のレーダー照射を受けました」と言うではありませんか。これは単なる手違いではないと思い直しました。 それでも慎重を期すため、陸上の専門部隊に、改めて解析させたんです。その結果、自衛隊員の命を危険にさらすとんでもない事態が日本海で起こっていたことが、いよいよはっきりしました。 近藤: まさに日韓が、前代未聞の交戦一歩手前の事態に陥っていたわけですね。あの時、日本側は当然、韓国側に謝罪を強く求めたのかと思いきや、取材を進めると、求めたのは原因究明と再発防止だけだった。韓国人観光客が大勢訪れる大分県別府温泉を選挙区とする岩屋毅防衛大臣の意向が働いたようですね。 河野: そのことはともかくとして、呆れたのは韓国側の回答でした。「遭難漁船の情報があり、火器管制レーダーも使って捜索していたが、誤って自衛隊のP-1哨戒機に当たったかもしれない」と言うのです。 専門家が聞けば、嘘八百は一目瞭然です。第一、火器管制レーダーは、ミサイルなどを命中させるためにビームを絞って照射するもので、広い視野で探す漁船の捜索などには決して使いません。それに、P-1哨戒機が撮影した映像には、韓国軍が捜索の対象としていた北朝鮮の漁船が映っていました。すでに目視できる距離にあるのに、レーダーを使うはずがない。 そこで、そうした証拠を突きつけたところ、韓国側は「日本の方がウソをついている」と逆切れしてきたのです。それで12月28日、首相官邸と岩屋防衛大臣の了解を得て、ビデオの公開に踏み切りました。 (略) 河野:(略)でもいまだに、なぜあの時、韓国軍が自衛隊にレーダー照射したのかという真相は、解明されていないのです。 近藤: 私が取材していて、韓国政府の関係者から非公式に聞いた話があります。それは金正恩委員長が、自らの肝煎りで進めてきた「北朝鮮のハワイ」こと元山(ウォンサン)の「葛麻(カルマ)海岸観光地区」の視察に行った際、あまりの苦役に耐えかねた建設現場の兵士たちの一部が、暗殺未遂を起こした。犯人は一網打尽にされたが、4人が船で日本に亡命しようとした。 それで、前述の板門店宣言で合意し、開城(ケソン)に設立した南北合同連絡事務所を通じて、北朝鮮から韓国に、SOSの緊急連絡が来た。「親北」の文在寅政権は、すぐに韓国軍を緊急出動させ、必死の捜索を始めた。その様子がものものしかったので、不審に思った自衛隊がP-1哨戒機を出した。韓国軍は、ここで自衛隊に見つかっては大変と思い、なりふり構わずレーダー照射して追い払ったというものです。 ちなみに、4人のうち一人は、船上で死んでいたが、残りの3人は翌日、板門店から北朝鮮側に引き渡したと聞きました。 河野: その話は、たしかに可能性の一つとして報告を受けました。しかし重ねて言いますが、真相はいまだに不明です。 (略) |

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