(OSEN 韓国語 2021/02/09)

韓国の『OTT音楽著作権料』問題が世界的に関心を集めている。海外23か国の音楽著作権団体が韓国音楽著作権協会(以下、韓音著協)を通じて国内OTTの正当な音楽著作権料納付を促したのだ。
※OTT:映像、音声、SNSなどを通したメッセージなどのコンテンツを提供する企業やサービス。さらに詳しくは下記参照。

現在まで韓音著協を通じて文化体育観光部[省に相当]に嘆願書を提出したのはアメリカ、フランス、日本、スペインなど海外23か国の音楽団体で、彼らが管理する音楽創作者(作曲、作詞家)数を合わせれば150万人に達する。

彼らは口をそろえて、一部の韓国OTTが正当な著作権料の支払いを拒否しているという点を問題視し、政府など各界に創作者保護のための措置を促した。

オーストラリア音楽著作権団体であるAPRA/AMCOSは書信を通じて「韓国の一部のOTTは、元来著作権料を支払わない上、今後の正当な使用料の支払いにも反対していると聞いた」とし「韓国には創作者などが正当な補償を受けられる法規および行政支援がないようで深刻に懸念される」と明らかにした。

78万人の作曲家会員がいるアメリカのASCAPは「韓音著協は韓国地域で私たちの権利を代弁できる唯一の機関」としながら、「韓音著協が適正な使用料を徴収できなければ、ASCAPが管理するアメリカの音楽著作者も同じように被害を受けることになる」という点を指摘した。

韓音著協関係者は「世界的にOTTは既存の放送と別媒体に分類され、通常2.5%水準の明確な別途規定がある」とし「だからこそ先進国である韓国でこのような論議があること自体が彼らには疑問だろう」と明らかにした。

韓国より経済規模が小さいフィリピン、タイなどでも映画、ドラマなどをサービスするOTTの音楽著作権料は2.5%水準と規定している。

現在、韓国の使用料は1.5%で下方承認されたが、一部の国内OTT事業者はそれさえ高すぎるとし、文化体育観光部を相手に行政訴訟を予告している。

韓音著協関係者は「一部の国内OTT事業者は規定が新設されたにもかかわらず、持続的に正当な使用料納付を拒否している」とし「このような状況が続けば、国内4万人と全世界数百万人の音楽創作者の権益を代弁する韓音著協としは、最後の手段として著作権侵害に対する法的措置を取らざるを得ない」と明らかにした。(機械翻訳 若干修正)


 マーケティングキーワード「OTT(Over The Top)」
(朝日新聞社メディアビジネス局「広告朝日」 2020/06/29) 

サイバー・コミュニケーションズ
ブロードキャスティング・ディビジョン エグゼクティブ・スタッフ グループマネージャー 國分寿隆氏

●OTTは普段皆さんが利用している身近なサービスです。「Over The Top」の略称で、IT用語のひとつ。インターネット回線を通じて、映像、音声、SNSなどを通したメッセージなどのコンテンツを提供する企業やサービスを総称するものです。ISP(インターネットサービスプロバイダー)や通信キャリアと呼ばれるような通信事業者はOTTに含まれないとされています。OTTの普及に伴い、その概念についても様々な解釈が出てきています。

◇背景

 iPhoneやAndroidなどのスマートフォンが普及する前、映像や音声などのデジタルコンテンツを含む様々なサービスを提供する事業者は、通信事業者を通してサービスを提供していました。サービスを利用した際、通信事業者の通信料の請求にサービス利用料を上乗せして請求するため、利用者はサービスの支払いを気にすることなく利用していたのです。通信事業者のみの限られたサービスも存在していたため、契約先によってはコンテンツサービスを利用することができない場合もありました。現在は、スマートデバイスの普及や通信速度、ユーザーエクスペリエンスなどの技術進歩に伴い、会員登録や認証、決済など様々なインターネットを介した方法が複数存在します。それによって、必ずしも通信事業者を介さなくても、動画や音声などのコンテンツサービスを提供できるようになっています。故に通信事業者等はOTTに含まれないとされており、従来の方法にとらわれずに、「制限を超える」「より上へ」などの意味合いをもつ「Over The Top」という用語が総称として利用されるようになりました。

◇OTTの種類

 OTTには有料、無料問わず様々な種類が存在し、今後も新しいサービスが増えていくと考えられます。2020年6月にスタート予定のディズニー・プラスも注目されています。種類を紹介する上でOTTビデオ、OTTボイス、OTTメッセンジャーとわけてみます。

●OTTビデオは、動画配信サイトに代表されるYouTubeやHulu、Netflix、Amazonプライム・ビデオ、DAZN、TVer、FOD、Paravi、TELASA、ABEMA、ディスカバリーチャンネルDplay、J:COMオンデマンド、ディズニーデラックスなどがあります。

●OTTボイスは、Spotify、radiko、Apple Music、Amazon Music、LINE MUSIC、YouTube Musicなどがあります。

●OTTメッセンジャーは、Facebook Messenger、LINEなどがあります。TwitterもOTTに含まれるという人もいます。(略)