(朝日新聞 2021/09/01)
1923年の関東大震災直後に起きた朝鮮人虐殺の犠牲者を追悼する式典が1日、東京都墨田区の横網町公園であった。朝鮮人追悼碑建立翌年の74年から日朝協会などの実行委員会が主催。昨年から新型コロナウイルス対策で一般参加を断り、ネット中継している。宮川泰彦・実行委員長が「98年前の悲惨な歴史的事実を忘れず、世代を超えて伝承することが私たちの責務」とあいさつした。
式典には歴代都知事が追悼文を送っていたが、小池百合子都知事は5年連続で送付を見送った。今年も実行委が要請したが、同じ公園内の都慰霊堂で同日開かれる大法要で「犠牲者すべてに哀悼の意を表している」として「個々の行事への送付は行わない。昨年と同様の対応にご理解を」との回答があったという。
同じ公園内の別の慰霊碑前では、朝鮮人虐殺の事実を疑問視する「日本女性の会 そよ風」が17年から開く集会もあった。参加者は「朝鮮人6千人虐殺はぬれぎぬです」と述べ、朝鮮人追悼碑を「撤去に追い込みましょう」などと主張した。
この団体が19年に開いた集会では、参加者の発言が都の人権尊重条例により「不当な差別的言動(ヘイトスピーチ)」と認定された。19年は集会後に衝突があり逮捕者が出たが、20年以降はコロナ禍で参加者を絞り、多数の警察官や都職員が警戒にあたったため、大きな混乱はなかった。
政府の中央防災会議報告書によると、関東大震災発生直後、「朝鮮人が略奪や放火をした」などのデマを信じた住民の自警団や警察官、軍などによる殺傷事件が多発。「武器を持った多数者が非武装の少数者に暴行を加え殺害する、虐殺という表現が妥当する例が多かった」とされている。(編集委員・北野隆一)
(東京新聞 2021/09/01)
1日に東京都墨田区の横網町公園で催された関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式典に今年も追悼文を出さなかったことについて、小池百合子知事は同日、「理由も含めて昨年と同じ対応です」と述べた。知事の追悼文取りやめは5年連続になる。
都庁の入庁時に記者が「追悼文を送られていないかと思いますが、あらためて理由を」と質問。小池氏は「理由も含めて昨年と同じ対応です」とだけ述べた。続いて「コロナ禍にあって、今海外からパラリンピックの選手が来ていて、どういう規模の直下地震が起こったときどうするのかなど、いつも危機管理をしっかり考えて、避難所、コロナの中での避難所のありかたなど、今日この日を機にあらためて確認していきたい」などと話した。
朝鮮人犠牲者への追悼式典は1974年に始まり、毎年、歴代の都知事が追悼文を送ってきた。小池氏は就任2年目の2017年から「都慰霊協会が営む大法要で全ての震災犠牲者を追悼している」として、個々の式典への送付を取りやめている。
これに対し、朝鮮人犠牲者の追悼式典の実行委員会は「民族的な差別意識などで虐殺された人は自然災害の犠牲者とひとくくりにせず、二度と同じ過ちを繰り返さない姿勢を示してほしい」と抗議声明を出して、見直しを求めていた。

2017年08月24日

| 【追悼碑】 追悼 関東大震災朝鮮人犠牲者 |
| 【追悼碑の下の石版】 この歴史/永遠に忘れず/在日朝鮮人と固く/手を握り/日朝親善/アジア平和を打ち/たてん 藤森成吉 |
【向かって左の石版】 一九二三年九月発生した関東大震災の混乱のなかで、あやまった策動と流言蜚語のため六千余名にのぼる朝鮮人が尊い生命を奪われました。 私たちは、震災五十周年をむかえ、朝鮮人犠牲者を心から追悼します。 この事件の真実を識ることは不幸な歴史をくりかえさず、民族差別を無くし、人権を尊重し、善隣友好と平和の大道を拓く礎となると信じます。 思想、信条の相違を越えて、この碑の建設に寄せられた日本人の誠意と献身が、日本と朝鮮両民族の永遠の親善の力となることを期待します。 一九七三年九月 関東大震災朝鮮人犠牲者 追悼行事実行委員会 |

日本人のほとんどが、誰が本当の敵か、理解しだしている。
日本人のほとんどが、敵に対する態度、行動を知っている。
日本人のほとんどが、敵を庇い擁護する者も、市民の敵と思っている。
民度が高いから、露骨に拳を振り上げない。
しかしみんなが静かに怒り、呪っている。
specificasia
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