(東亜日報 2024/06/24)
新潟県には、「佐渡を世界遺産にする会」[佐渡を世界遺産にする新潟の会]という団体がある。民間組織だが佐渡鉱山の世界文化遺産への登録のために様々なPR活動を行う事実上の官辺団体だ。

ここは昨年、登録キャンペーンのため、2分10秒分量の応援曲と動画を公開した。耳に残る楽しいメロディーに、「熱く燃えている心、必ずその夢を叶える。世界に知らせたい世界遺産」という歌詞を盛り込んでいる。かわいいキャラクターが登場するアニメーションのプロモーションビデオや、佐渡鉱山前で若い男女がはつらつと踊るショーツ映像もある。地元住民の興をそそるかは分からないが、日本による植民地時代の強制労働の歴史を少しでも知っている韓国人が見れば、不快感を越えて侮辱感さえ感じる。





歌とプロモーションビデオを作り、映像に出演した若者たちは、新潟県所在の2年制専門大学「K-POPエンターテインメント科」
[学校法人 国際総合学園 国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校]の学生たちだ。
※K‐POPエンターテインメント科ではなく別の科であるダンス科の学生のようですね。

この大学は該当会からの依頼を受けて制作した音楽と映像を知らせる報道資料を配布しながら、「全国でK-POPを学びたい学生たちが集まった学校」という広報文句まで入れた。

韓国に好感を持ち、K-POPが好きな日本の若者が、歴史歪曲に参加する(あるいは利用される)姿をどう理解すればいいのか。歴史の隠蔽を行う日本政府を非難すべきなのか、歴史を学べなかった無知な若者たちを非難すべきなのか、紛らわしいほどだ。

誇らしい歴史だけを表に出して暗い歴史を隠すことは、日本の長年の手口だ。日本政府は2015年、軍艦島(端島)の海底炭鉱の世界遺産への登録の際も、「犠牲者を称えるための措置」を約束した。だが、「産業遺産情報センター」は、軍艦島から1000キロ離れた東京の真ん中に建設され、それさえも朝鮮人差別や人権侵害の事実はまともに記録さえしなかった。

日本政府は、「犠牲者を称えると言ったが、必ずしも現場で反省すると約束したわけではない」と言えるだろう。しかし、まさにそのような態度のため、ユネスコ諮問機関のイコモス(ICOMOS)は、佐渡鉱山に対し登録見合わせの勧告を出しながら、「すべての期間(all periods)の全体の歴史(whole history)を、現場(at the site level)で徹底的に(comprehensively)開発すること」を明示した。イコモスが今年評価した世界遺産の候補地36ヵ所のうち、このような内容で勧告を下したのは佐渡鉱山だけだ。このように明確に記載しなければ、何とかして小細工を弄し、結局歴史を歪曲してしまうことを、エコモスも知っているという意味だ。

歴史を記録して称えることがどんな意味なのか、日本ほどよく知っている国はない。佐渡鉱山の入口には、「無宿人の墓」という墓碑がある。江戸時代に家も戸籍もなく、大都市で流浪者として暮らし、連れてこられて坑内で命を失った人々を称える追悼碑だ。ホームレスや居住不明者に近い人々にさえ碑石を建て、毎年魂を慰めているのが日本だ。そのような国が戦争を起こし、強制に連行された朝鮮人は名簿すら公開しない。

佐渡鉱山の登録に命運をかけた新潟県は22日、「世界遺産への登録に向けた県民会議総会」という官辺行事を開き、「長い念願の実現が、目の前に迫っている」と官民の総力結集を叫んだ。国際機関の勧告には背を向け、団結大会のみ熱心に開きながら、自分たちが提出した申請書どおりに世界遺産に登録されなければならないと声を高めている。歴史に少なくとも誠意さえ示さない国と、何の友好を論じ、関係改善を図ることができるだろうか。反省までは期待もしない。事実を記録せよという国際社会の要請でも、きちんと履行することを願う。

 【国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校】「佐渡島の金山」世界文化遺産登録へ向け、歌とダンスで応援(NSGグループニュース&トピックス 2023/12/27)

NSGグループの国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校、ダンス科学生が“佐渡を世界遺産にする新潟の会”と連携し、「佐渡島の金山」世界文化遺産登録へ向けた応援動画ダンス動画を作成いたしました。この動画について“佐渡を世界遺産にする新潟の会”YouTubeチャンネルに12月20日に公開されました。
世界文化遺産の登録を目指す「佐渡島の金山」を若年層への周知を図るとともに、“佐渡を世界遺産にする新潟の会”が、いよいよ来年に期待される登録への機運を盛り上げるため、2022年のマンガ動画制作、2023年1月の応援ソング&動画制作に続く、第3弾として応援ダンス動画を作成しました。

昨年制作した応援ソング【KIN ZAN GIN ZAN~佐渡は今こそ世界遺産~】では同校サウンドクリエイター科、渡邉勇輝さん作詞・作曲の楽曲が本作品として採用されました。

今回は「佐渡島の金山」世界文化遺産登録への思いを込め、同校ダンス科の学生たちが応援ソングに振り付けを作成し、歌とダンスでこの活動を応援することとなりました。

動画では道遊の割戸や北沢浮遊選鉱場跡などをバッグに撮影、さらに今回は佐渡島出身である島系YouTuberけえ【島育ち】さんとコラボレーションも実現しました。けえ【島育ち】さんはチャンネル登録者数50万人を超える大人気YouTuberで、佐渡島への誘客や関連グッズ、企業コラボレーションなど、佐渡島をアピールした活動で大きく地元貢献をしているインフルエンサーです。

「サドガシマ―」と叫ぶけえ【島育ち】さんの持ちネタや佐渡をかたどるポーズなどが随所に採用され、けえさん自身も同校のスタジオにて、学生と一緒にダンスを踊っていただきました。けえさんオリジナルのシナリオに沿った撮影は同校の学生たちにとっても、普段体験することのない経験であり、新しい学びとなりました。

この様子は、けえ【島育ち】さんのチャンネルでも公開されています。

今後も「佐渡島の金山」世界文化遺産の登録を目指し、若年層への周知拡散に貢献できたらと考えています。新潟を音楽、ダンスでさらに盛り上げられるよう、地域に貢献できる学生の育成に励んでまいります。

【国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校】
新潟にある音楽系専門学校で、歌、楽器、ダンス、K-POP、音楽ビジネス、映像、音響・照明、作曲・編曲、レコーディングが学べる学校である。また日本で唯一K-POPを学べる学科「K-POPエンタテイメント科」があり、全国からK-POPを学びたいという学生が集まっている。

学科
ヴォーカル科/ミュージシャン科/ダンス科/K-POPエンタテイメント科/音楽ビジネス科/映像デザイン科/音響・照明科/サウンドクリエイター科/研究科