(産経新聞 2024/09/17)
iPhone(アイフォーン)販売店前で2つのグループが怒号を浴びせ合うなどして営業を妨げたとして、警視庁暴力団対策課は17日、威力業務妨害の疑いで、いずれも準暴力団「チャイニーズドラゴン」のメンバーで、東京都北区赤羽北の職業不詳、白井加次郎容疑者(50)、中国籍で住居、職業不詳の宋国慶容疑者(43)ら男女7人を逮捕した。

暴対課によると白井容疑者と宋容疑者は常習的にアイフォーンの買い占めや転売を行っていたとみられる。

昨年9月、渋谷区のアップル直営店で、予約がキャンセルされた新型アイフォーンを購入する列の並び順を巡り、両グループの言い争いに発展。連日、数時間にわたって最大で約40人程度が集まって騒ぎ続けたため、店舗側は一般客への販売を中止せざるを得なくなったという。

逮捕容疑は、昨年9月22~27日、店舗前の歩道などで怒号を浴びせ合うなどして、店側の業務を妨害したとしている。


(朝日新聞 2024/09/17)

 米アップルの「iPhone(アイフォーン)15」の購入をめぐり、店の前でトラブルを起こして販売を中止させたとして、警視庁は17日、準暴力団「チャイニーズドラゴン」の白井加次郎容疑者(50)=東京都北区=ら男女7人を威力業務妨害容疑で逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。警視庁は、容疑者らがiPhone15を大量購入し、業者を通じて中国などに転売して収益を活動資金にする狙いがあったとみている。

 暴力団対策課によると、7人はiPhone15の発売日だった昨年9月22日から同27日までの間、東京・表参道のアップル直営店の前の歩道上に集まり、怒鳴るなど粗暴な行為を繰り返して、店側に警備員を配置させたうえ、商品の店頭販売を中止させるなど店の業務を妨害した疑いがある。店側が被害届を出していた。

 白井容疑者らはいずれもチャイニーズドラゴンのメンバーで、東京都北区の王子と赤羽の両地域を拠点にするグループがiPhone15の購入を巡って対立し、トラブルに発展。表参道店では22年まで王子グループが独占的に大量購入していたが、購入を主導していたメンバーが赤羽グループに移り、どちらが表参道店で購入するかをめぐって争いになったという。

■グループで対立、チャイドラ サンシャインで乱闘騒ぎも

 チャイニーズドラゴンは中国残留邦人の子や孫らを中心に構成され、警察庁が「暴力団に準ずる反社会的勢力」と位置づけている。捜査関係者によると、赤羽、王子、府中、葛西、上野など複数のグループに分かれ、対立しているという。 チャイニーズドラゴンをめぐっては、22年10月、東京・池袋の高層ビル「サンシャイン60」の58階のフランス料理店で、約100人が乱闘騒ぎを起こすなどしたとして、9人が威力業務妨害容疑などで逮捕された。懲役刑を終えた仲間の「出所祝い」で集まっていたという。 20日にはiPhone16の発売が予定されており、警視庁は警戒を強めている。(福冨旅史、三井新)

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