(産経新聞 2025/01/29)
韓国の拉致被害者家族でつくる「拉北者家族会」の崔成竜(チェ・ソンヨン)代表は29日、同日から在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の中央本部(東京都千代田区)前で予定していた拉致問題の解決を訴える集会の開催を断念したと明らかにした。主張を記載したビラをドローンでまく計画について、日本の関係当局の許可を得られなかったという。

家族会側は28日夜に日本に到着。29、30日に被害者情報などをまとめたビラを朝鮮総連側に渡し、受け取りを拒否された場合にはドローンを利用し、本部建物内への散布を試みる計画だった。ビラには横田めぐみさん(60)=拉致当時(13)=ら、日本人被害者の情報も記載されていた。

崔代表は産経新聞の取材に対し、日本到着後に関係当局からドローンを使用しない旨の誓約書を求められ、拒否したと説明。「拉致問題の解決を訴える日本政府の協力を得られず、失望している」と話した。


(中央日報 2025/01/29)

「対北朝鮮ビラ」散布活動を行っている脱北民団体自由北朝鮮運動連合のパク・サンハク代表が28日夜、日本に入国しようとして空港から追放された。

拉致被害者家族会のチェ・ソンリョン代表は29日、「朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)前のイベントのため、パク代表と共に昨夜9時頃、成田空港に到着したが、パク代表が夜11時頃、韓国行きの飛行機に乗せられて追放された」と述べた。

チェ代表は「空港に到着するとパク代表は日本出入国在留管理庁が連れて行き、残りの一行6人は東京警視庁所属と明らかにした警察官20人程度に監視された」と述べた。

この過程で警視庁所属の警察官らはチェ代表一行が29日午前11時に東京朝鮮総連本部前で行おうとしたイベントで「ドローン使用」をしないという覚書を作成することを要求したとチェ代表は説明した。チェ代表は「いざこざが明け方3時まで続き、イベント自体を中止すると言った後、宿泊先に来た」と述べた。

パク・サンハク代表と拉致被害者家族会会員6人の計7人は29日、東京朝鮮総連本部前で拉致被害者516人の無事帰還を祈願する行事を行い「拉致された家族情報誌」をドローンなどを利用して朝鮮総連本部内に散布する計画だった。