(琉球新報 2025/03/18)
 政府が進める高校授業料無償化制度を巡り、石垣市議会(我喜屋隆次議長)は17日の最終本会議で「外国人学校に対する授業料無償化制度の見直しを求める意見書」を与党と一部中立の賛成多数(賛成11、反対8、退席2)で可決した。

 提案者の高良宗矩(むねのり)氏(自民石垣)らが「日本人の子どもが優先だ」と強調。

一方、野党は「なぜ外国人を差別、排除するのか。不寛容な意見書だ」と訴え反対した。

 全国市議会議長会と全国町村議会議長会は、全議会を把握していないなどとした上で、17日時点で同様の意見書が可決された事例は把握していないとした。意見書は全国でも異例とみられる。

 意見書は政府が進める高校授業料無償化は、国内の外国人学校や、国内の外国籍の子どもがインターナショナルスクールに通う際に支援が受けられる制度だとして、批判した。

(1)支援の在り方を見直すこと
(2)日本人の子どもが海外で学ぶ際の支援拡充
(3)日本人学生の留学支援に予算を重点配分すること―を求めた。宛先は首相と文科相。