(NewsDigest by JX通信社 2025/03/28)



(日テレニュース 2025/03/29)



28日午後3時すぎ、ミャンマーでマグニチュード7.7の強い地震が発生しました。隣接するタイ・バンコクでも、ビル倒壊などの被害が起きています。タイの首都バンコクから中継です。

私の後ろにはビルが崩落した後のガレキの山が見えます。この崩落現場では6人の死亡が確認されました。

また、作業員ら117人と連絡が取れておらず、ショベルカーを使ったガレキの撤去など、懸命な捜索が行われています。

また、ドローンや救助犬も投入されていて、救助隊に聞きますと、これから夜通しで作業を続けると話していました。

映像で見ても、こちらのビル、一瞬で崩落したのですが、現場の作業員によりますと、政府機関の庁舎を建設中で、工事は数年前から始まっていたということです。

こちらの建設作業にあたっていた男性に話を聞くことができました。男性は「揺れを感じて、すぐに外に走って逃げた。まだ友人3人と連絡が取れていない。生きていてほしい」と語りました。

また、道を挟んだ反対側は、多くの日本人観光客も訪れる観光名所の市場もある場所で、作業員以外に巻き込まれた人がいないか、現地当局が調べています。

――地震が発生して、最初の夜を迎えて、不安な方も多いと思います。その後、タイでは大きな地震、揺れというのは感じているのでしょうか。

たまに余震はありますが、大きな揺れは感じていません。

しかし、大きな混乱は今も続いています。地震発生直後から電車も地下鉄もストップしていて、タイの市民の足・バイクタクシーですら、つかまらない状況で、車も渋滞で、ほとんど動かない状態でした。

このため、私たちも8キロほど歩いて、ここまで移動してきたのですが、同じように歩いて移動する人々の姿を多く見かけました。

ビルの崩落の影響で、白っぽい灰色の粉じんが街路樹の葉っぱに乗っています。崩落の規模の大きさを物語っています。

当局が復旧を急いでいますが、インフラへの影響は長期化しそうです。


(毎日新聞 2025/03/29)

 ミャンマー中部で28日に発生した地震により、隣国タイの首都バンコクで倒壊した建設中の高層ビルについて、中国経済メディア「財新」は、中国国営建設会社「中鉄十局」が施工を担っていたと伝えた。

 タイメディアによると、倒壊したビルは34階建てで、政府の監査委員会のオフィスとなる予定だった。タイ建設大手の「イタリアンタイ・デベロップメント」と「中鉄十局」のジョイントベンチャーが建設。2020年から工事が始まり、30%程度の進捗状況だったという。

 さらに財新は、中鉄十局のSNS(ネット交流サービス)アカウントの情報として、高さ137メートルの当該ビルの建設が同社が海外で初めて請け負った超高層建築だったと報じた。

 ただ倒壊後、しばらくして中鉄十局のSNSアカウントからはこのビルの建設に関する情報が削除された模様だ。【北京・河津啓介】


(朝日新聞 2025/03/29)

 28日にミャンマー中部を震源として発生した地震の影響で、タイの首都バンコクで倒壊したビルをめぐり、中国メディア「財新」は同日、ビルの施工を中国国営のゼネコンが担っていたと報じた。同社はこのプロジェクトに関する投稿を早速削除したとみられ、中国のネット上で議論を呼んでいる。

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▲2025年3月28日、ミャンマー中部を震源とする地震の影響で、タイの首都バンコクでもビルが倒壊した=ロイター

 地震の規模はマグニチュード(M)7・7で、ミャンマー中部を中心に被害が出た。震源から約1千キロ離れたバンコクでは、建設中だった33階建てのビルが倒壊。現地報道によると、同日夜までにこの現場で8人の死亡が確認され、作業員ら約90人ががれきの中に閉じ込められたとみられている。

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■「危機管理の手本」?

 財新によると、建設の進捗(しんちょく)度は30%だった。プロジェクトは中国国営のゼネコンが、イタリア・タイの合弁会社との連合体として受注。同ゼネコンのSNS公式アカウントは、昨年3月31日に建物の主要構造が最上階まで完成(上棟)したとする投稿をしていたという。

 ところが、関連の投稿はその後、確認できない状況になっている。

中国のSNS上ではゼネコンが「速やかに削除した」との指摘が相次ぎ、「危機管理のお手本だ」などと皮肉るコメントもある。「今後、中国に建設を発注してくれる国はあるだろうか」などと国際的な評判を心配する書き込みもみられる。

 財新は建築関係者の分析として「30%の進捗度であれば、上棟後も地震の影響は受けやすい」が「上棟後には耐震性の試験があるはずだ」と伝えた。(北京=畑宗太郎)