(TBSテレビ 2025/06/11)
防衛省は、中国軍の戦闘機が海上自衛隊の航空機に対しおよそ45メートルの距離で追従するなど、「異常接近」を行ったと発表しました。

防衛省の発表によりますと、今月7日と8日に太平洋周辺の海域で中国海軍の艦艇などの警戒監視を行っていた海上自衛隊のP3C哨戒機に対し、中国の空母「山東」から発進したJ15戦闘機が追従したということです。

中国機は、7日にはおよそ40分間、8日にはおよそ80分間追従し、およそ45メートルまで接近したということです。

また、8日には「数秒で接触しかねない」とされる哨戒機の進路の、およそ900メートル前方を横切ることもあったということです。

中国の戦闘機による「異常接近」は今回が3例目で、防衛省は再発防止を厳重に申し入れたということです。

 中国軍機による自衛隊機への特異な接近について
(防衛省 2025/06/11)

本年6月7日(土)10時半頃から11時頃の約40分間及び8日(日)14時頃から15時頃の約80分間、太平洋上の公海上空において、警戒監視を行っていた海上自衛隊のP-3C哨戒機に対して、中国軍の空母「山東」搭載のJ-15戦闘機が追従した。この際、J-15戦闘機は、P-3C哨戒機に対して特異な接近(高度差がない状態で水平距離約45m)を行い、8日には、P-3C哨戒機の針路前方約900m(高度差がない状態)を横切る事案が発生した。

このような中国軍機の特異な接近は、偶発的な衝突を誘発する可能性があり、深刻な懸念を表明し、再発防止を厳重に申し入れた。

なお、自衛隊機及び隊員への被害はない。

中国軍機J-15(6月8日撮影)
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