小池百合子知事、関東大震災の朝鮮人虐殺に「追悼文送らない」 9年連続 「大法要で全ての方々を慰霊」(東京新聞 2025/08/01)
 9月1日に東京都墨田区の横網町公園で営まれる、関東大震災直後に虐殺された朝鮮人犠牲者を追悼する式典を巡り、小池百合子都知事は1日の定例記者会見で、今年も追悼文を送付しない方針を明らかにした。小池知事は就任2年目の2017年から追悼文を送っておらず9年連続となる。

 東京新聞の質問に「(式典と同日に同じ会場で開かれる)慰霊大法要で都知事として関東大震災、先の大戦で犠牲となられた全ての方々へ哀悼の意を表している」と説明。「震災による極度の混乱のもとでの事象で犠牲となった方も含めて全ての方々に対して慰霊する気持ちを改めて表すということで私自身は対応してきた」とし、「この考えは今後も変わるものではない」と不送付の意向を示した。

 公園を管理する都公園緑地部によると、例年数団体から追悼式典への出席や追悼文の送付要請を受けており、今年は1団体からすでに要請が来ている。(奥野斐)


(東京都 2025/08/01)一部抜粋

【記者】東京新聞の奥野です。話題、だいぶ変わって恐縮ですが、関東大震災関係で伺います。1か月後の、毎年9月1日に関東大震災直後に虐殺された朝鮮人犠牲者を追悼する式典が営まれます。知事は就任2年目から追悼文を個別には送付していないわけですけれども、先日、参院選での外国人施策を巡る論戦について排他主義への懸念も示されていました。追悼文について今年はどうされるご予定か、現時点でお考えがあればお願いします。

【知事】毎年お答えしておりますけれども、私は慰霊大法要で、都知事として関東大震災、そして先の大戦で犠牲となられた全ての方々へ哀悼の意を表しているところであります。震災による極度の混乱のもとでの事情で犠牲となった方も含めまして、全ての方々に対して慰霊する気持ち、これを改めて表すということで私自身は対応してまいりました。この考えは今後も変わるものではございません。

【記者】ありがとうございます。