(日テレニュース 2025/08/01)
中国・蘇州市で日本人の母子襲われる 母親が殴られケガ

中国で、また日本人の母親と子供が何者かに襲われ、母親が殴られケガをする事件が起きていたことがわかりました。命に別条はないということです。

日中関係筋によりますと、7月31日、中国東部の江蘇省蘇州市で、日本人の母親と子供が突然、何者かに襲われ、母親が殴られてケガをしたということです。

命に別条はないということです。

上海にある日本総領事館が、詳しい状況の確認を進めています。

蘇州市では、去年6月、中国人の男に日本人の母親と子供らが刃物で切りつけられ、バスの案内係の中国人女性が殺害される事件が起きていました。

中国では、最近、南京事件を題材とする映画が公開されたほか、戦後80年に合わせたイベントなども続いていて、反日感情の高まりが懸念されています。


(NHK 2025/08/01)

中国東部の江蘇省蘇州で子どもを連れた日本人の母親が何者かに石のようなもので殴られてけがをしたことがわかりました。蘇州では、去年も日本人学校のスクールバスが刃物を持った男に襲われる事件が起きています。

上海にある日本総領事館などによりますと、江蘇省蘇州の地下鉄の構内で、31日午後、日本人の母親が子どもを連れて歩いていたところ、母親が何者かに石のようなもので殴られました。

母親はけがをして病院で手当てを受けましたが、命に別状はなく、その後、自宅に戻ったということです。

関係筋によりますと、当局は、逃走していた男の容疑者を拘束したということです。

蘇州では、去年6月、日本人学校のスクールバスが刃物を持った男に襲われ、日本人の親子がけがをし、バスの案内係の中国人女性が死亡する事件が起きました。

今回の事件を受けて、日本政府は中国政府に対して容疑者の速やかな確保や類似した事件の再発防止、それに、中国に住む日本人の安全を確保するよう申し入れました。

また、中国はことしを「抗日戦争勝利80年」と位置づけ、関連する映画が上映されているほか、9月には軍事パレードが行われる予定で、北京にある日本大使館などは反日感情の高まりに注意するよう呼びかけています。

◇中国日本商会「極めて遺憾」

中国東部の江蘇省蘇州で発生した事件を受け、中国に進出する日本企業でつくる「中国日本商会」は「極めて深刻に受け止めており、このような事案が再び発生したことは極めて遺憾だ」とするコメントを発表しました。

そのうえで「社員とその家族の安全確保は中国でビジネスを行う上での基本だ」とし「日本政府・大使館・領事館、および中国中央政府・地方政府に対して、邦人の安心・安全確保を強く求めるとともに事件の背景を含めた詳細情報を速やかに明らかにすることを求めていく」としています。