(TBS NEWS DIG 2025/08/25)


「台湾は中国のものだ」と発言したとして、台湾当局が日本人2人を強制退去などの処分にしていたことがわかりました。

台湾を訪れた日本人
「私たちは中国をめちゃめちゃ愛しています。台湾は中国のものです。以上、謝謝」

台湾移民署によりますと、日本人男性2人が24日、台北市内の繁華街で中国国旗を掲げ、「台湾は中国のものです」などと発言しました。

2人はビザなしで台湾に入り、日本語と中国語を交えて動画撮影を行い、その様子を中国のSNS上に投稿していました。

台湾移民署は2人について違法行為だと指摘したうえで、「台湾の利益、公共の安全、秩序を害するおそれがある行為だ」と強く非難。1人については強制退去処分、すでに帰国したもう1人については再入境を禁止する処分にしたということです。


(産経新聞 2025/08/25)

【台北=西見由章】台湾の内政部移民署(入国管理局に相当)は25日、日本人の男2人が台北市中心部の繁華街、西門町で、中国の国旗を持って動画を撮影し、さらに「台湾は中国だ」などと発言したとして、うち1人を強制退去処分にしたと発表した。別の1人は動画撮影の当日に自ら出境したという。

移民署は2人の再入境を禁止した。入出国移民法は「わが国(台湾)の利益や公共安全、公共秩序を害する恐れのある外国人の入国」を禁じており、日本人2人は同法に違反したとしている。

同署によると、2人はビザなしで入境。中国のSNSに投稿された動画では、日本語で「私たちは中国をめちゃめちゃ愛しております」「台湾は中国のものです」などと主張した。

また中国語でも「われわれは日本から来た」「中国と日本の関係がずっと非常によいことを願っている」などと発言した。

この動画を投稿したとみられるうちの1人は、中国のSNSのアカウントで自らを「日本育ち」と紹介。東京の大学を卒業後に中国湖北省の大学に1年留学し、さらに上海で1年働いた後、現在は東京で日本語教育関連の会社を経営していると記述している。

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▲台湾・高雄市の紅毛港保安堂に設置された安倍晋三元首相の銅像(西見由章撮影)

さらにこの人物は以前、中国のSNSに、台湾南部・高雄市の廟(びょう)「紅毛港保安堂」に設置された安倍晋三元首相の銅像の前で撮影したとみられる動画を投稿。「安倍晋三にあいさつしよう。くそったれ! 小日本、くそったれ!」と中国語で叫んでいた。