【コラム】もし日本人窃盗団がソウル国立故宮博物館の屋根から侵入すれば
(中央日報 2013/03/28)
盧在賢(ノ・ジェヒョン)論説委員・文化専門記者
先週から国立故宮博物館で異色の展示会が開かれている。地下1階の王室の会話室に設置された「日帝強占期 宮中の日本絵画」展だ(5月26日まで)。展示された日本作品は2点。京都派画壇の代表的人物で動物画を主に描いた清水東雲の鷹・熊絵屏風セットと作者未詳の能の刺繍作品だ。雪が積もった冬、翼を広げて松の木に止まった鷹と子熊を口にくわえた母熊を描写した清水の作品は、1910年ごろ描かれたものと推定される。刺繍作品も20世紀初めに宮中に流入したという。
故宮博物館の関係者は「2点のほかにも日本画家の作品数十点を保有している」と述べた。主に韓日強制併合の前後に来韓、皇室で活動した人たちのものという。この人たちは朝鮮総督府の依頼を受け、純宗の肖像画、宮中装飾画などを制作した。日帝の侵略は政治・経済だけでなく、文化部門でも進められていたのだ。展示場を見回ると、帝国の落日に対する苦い思いが深まるしかない。「不幸だった私たち近現代史を振り返る契機」という案内文の一節が胸に響く。
その一方で、こういう想像がわいた。もし日本人窃盗団が真夜中にソウル国立故宮博物館の屋根に穴を開けて侵入し、清水の絵と刺繍作品を盗んだ後、自国に逃げればどうなるだろうか。成田空港や港湾の税関は無事に通過したが、後に日本警視庁に発覚して逮捕され、作品を押収されたとしよう。窃盗犯は日本国内法に基づき処罰を受けるだろうが、日本国内の世論が「もともと私たちの画家が制作した文化財だから返す必要はない」と主張すれば? 当然、韓国は反発世論で沸き立つはずだ。「過去の歴史を反省するどころか、侵略の過程で制作した美術品まで自分たちのものと言い張る」と。
実際、故宮博物館に展示中の日本人の作品は入手の経緯がはっきりしない。「鈴木し三郞に金200圓を下賜し、藤田嗣治に…御真(王を描いた絵)を描いた礼に…」(純宗実録付録4権、1913年)とあるように、代価を支払って受けたものと推測するだけだ。しかしいつ、どのように、いくらで入ってきたのかは分からない。もし日本が「あなたたちは入手の経緯をよく知らないが、作家が日本人ということは間違いない。だから返してくれ」と言えば、どう対応するだろうか。「国を丸ごとのみ込んだのに数点の絵でそんなことを言うのか」と激しく反発しなければならないのか。
昨年10月、韓国人窃盗団が日本長崎県対馬市の海神神社の屋根を壊して侵入し、新羅時代のものと推定される銅造如来立像を盗んだ。窃盗団は近くの観音寺から観世音菩薩坐像、他の神社から高麗大蔵経も盗んできた。容疑者は「大蔵経はすぐに草むらに捨てた」と述べたが、まだ行方不明だ。観世音菩薩坐像・銅造如来立像は釜山税関を通過した。しかし警察の追跡で2点が無事に回収され、窃盗団も9人のうち8人が捕まった。問題は両文化財の将来だ。
中に入っていた発願文を通じて高麗末期の1330年に忠南瑞山の浮石寺で作られたことが明らかになった観世音菩薩坐像が焦点だ。
浮石寺・信徒側は「もともと私たちのもので、略奪されたはずだから返還してはならない」という立場だ。
返還訴訟に先立ち日本に返してはいけないという返還禁止仮処分を申請し、裁判所の決定も受けた。
両仏像は今、大田国立文化財研究所の収蔵庫にある。裁判所の仮処分決定で事態は長期化した。しかし正確に683年前の遺物がいつどのように日本に渡ったのか、今後、正確に確認することができるのか。非常に難しいはずだ。特に銅造如来立像は保有している名分が事実上ない。「裁判がかかっているので証拠物としてひとまず所蔵する」(ホ・ジョンヘン文化財庁事犯取り締まり班長)というが、当局も世論を気にする表情が歴然だ。
日本宮内庁にあった朝鮮王室儀軌の返還に率先したヘムン僧侶は「銅造如来立像は遅滞なく返還しなければいけない」と話す。僧侶はそして意味深い一言を投じた。「仏様はもともと無所有の象徴だが、双方が表象に埋没し、本質を見過ごしているようだ」。
もし窃盗がなかったとすれば、今のような返還運動が起きていただろうか。正直、恥ずかしいという気もする。文化財の返還とは別に、窃盗は窃盗であり、贓物は贓物だ。
私たちは日本が関係すれば一般論から突然、特殊論に変わる傾向がある。特殊論があまりにも幅を利かせれば、正常な関係や常識は無視されやすい。仏様は今回の事件を見てとっくに背を向けているかもしれない。
>清水東雲の鷹・熊絵屏風セット

>作者未詳の能の刺繍作品

>鈴木し三郞に金200圓を下賜し、藤田嗣治に…御真(王を描いた絵)を描いた礼に…」(純宗実録付録4権、1913年)
「し二郎」か「てい二郎」ですね。

国家機関である国史編纂委員会の時点ですでに「二」と「三」を間違えているようですね。

さすがに返還禁止仮処を受けてはいても、条約上返還せざるを得ないので「返還は仕方がない」という国内の雰囲気をつくろうとしているのかな?
まあ、ヘムン僧侶は「唯一、日本政府から文化財を取り戻した僧侶」を維持したいのと、自分がさらに目をつけている日本内の文化財の返還交渉(たかり強請り)の邪魔になるのが嫌なだけでしょうがね。
2013年03月15日
対馬の韓国仏像、多くは略奪でなく請来、なぜなら朝鮮の文化領域だったからニダ!
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遅いわw