韓日ロケット技術格差30年…三菱重工場に行く
(聯合ニュース 韓国語 2012/2/21)


外国の衛星打ち上げ'最初のお客さん'韓国アリラン3号、上半期打ち上げ予定

韓国と日本の技術力の差を「5~10年ほど」と評価する人達が多いが、宇宙開発分野だけは格差が30年以上広がっていると専門家たちは口をそろえる。

韓国が2021年頃に国内技術で作る最初の“韓国型ロケット(KSLV-2)”を完成させるという目標をたてた反面、日本は1994年にすでに100%自国の技術で作ったH-2ロケットの打ち上げに成功したので、「30年の格差」は誇張でなく現実だ。

ほとんどの日本のロケットを作る所がまさに名古屋港すぐそばにある三菱重工業飛島工場だ。

正門の中に入るとすぐ見える100×300mの大きさの第1工場は飛行機を作る所で、その横にある30×100mの大きさの第2工場がロケットを作る所だ。日本全域に散った工場でエンジンなど部品を作った後、ここに持ってきて組み立てるという。


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▲日本,愛知県にある三菱重工業飛島工場。写真に見える第1工場は飛行機を作る所で、その横にある第2工場でアリラン3号を宇宙に運ぶロケットを組み立てている。


20日、韓国取材陣が訪ねて行った飛島第2工場の中央には、組み立てが終わった『H-2A 21号機』の1段目と2段目のロケットが置かれていた。これに人工衛星を入れる3段目のロケットだけのせればいつでも宇宙に飛び立たせることができる。


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▲韓国の科学衛星アリラン3号を宇宙に運ぶ日本の三菱重工業のH-2Aロケット21号機が20日、名古屋港の近くの飛島工場に置かれています。


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▲写真右側に並んで置かれている円筒3個のうち、奥からH-2Aロケット21号機の1段目の部分(三菱重工業のマークがある)、1段目と2段目のロケット連結部分、2段目の部分の順だ。写真左側は改良型H-2Bロケットの1段目の部分だ。


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▲ロケットは箱の中に入っていて、韓国取材陣には外観だけ公開された。


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▲H-2Aロケット21号機の一番下の部分。赤い布で覆った部分がロケットエンジンだ。三菱重工業は20日、韓国取材陣にH-2Aロケット21号機の外観を公開したが、核心技術であるエンジンの部分は徹底的に隠し、こちら方向から写真を撮ることも防いだ。


三菱重工業は2001年からH-2ロケットの改良型であるH-2Aロケットを20回打ち上げ、6号機だけ失敗し、残りの19回は成功した。成功率95%だ。初めは日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)が注文したロケットを作るに止まったが、2007年の13号機からは直接衛星を宇宙に運んでいる。

今年からは外国の衛星まで代わりに打ち上げるが、最初のお客さんがまさに韓国だ。長さ57m、直径4mのH-2A 21号機が、今年上半期に日本,種子島宇宙センターで科学衛星アリラン3号を宇宙に打ち上げるロケットだ。

1tの重さである韓国の衛星1個だけを載せるのではなく、2tの日本の衛星『しずく』と50㎏と6㎏の小型衛星も搭載して採算を合わせるという。


実は、三菱重工業は昨年10月に打ち上げを検討していたが、様々な衛星の準備状況を考慮したために打ち上げ時点を今年上半期に先送りしたと知られた。

これについて取材陣と同行した国際政治専門家キム・ギョンミン漢陽大学教授は「私たちの衛星を私たちのロケットに載せることができず、他国のロケットの片隅を借りて使うため起きたことではないのか」と話した
。

工場を訪問したこの日、ちょうどH-2Aロケット21号機の出荷前審査(PSR)が開かれていた。三菱重工業とJAXAなど専門家たちが集まって完成された1,2段目のロケットを評価するこの席にも韓国側関係者は探せなかった。

この過程が終われば、4月初めに船で1泊2日かけて種子島にロケットを輸送して、打ち上げ前に2回さらに審査を開くという。 

すでに日本は韓国の衛星を代わりに打ち上げるのに満足せず、追加技術の開発に没頭している。

飛島工場のH-2A 21号機の両側には、H-2Aロケット22号機と直径が5mと大きくなってさらに強くなった最新型H-2Bロケットも置かれていた。鈴木茂裕三菱重工業宇宙営業部H-2A/H-2B担当部長は「韓国の他に三,四か所と衛星打ち上げを打診している」として「アリラン3号の打ち上げに成功すればビジネスチャンスはもっと増えるだろう」と話した。


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▲H-2Aロケット21号機(写真右側)と改良型H-2Bロケット(写真左側)を見回している。


最近では、図体は減らし、効率はより大きい新しいロケットの開発を検討中で、古川元久宇宙開発担当相は「火星に日本人を送る」という中長期目標を提示した。

それなら一歩遅れて参入した韓国が少しでも時間を短縮する方法は何だろうか。浅田正一郎三菱重工業宇宙事業部長は「(日本のように)海外の衛星の打ち上げまで考えるならば(世界市場について)マーケティング調査から徹底しなければならず、国内用ならばそのような過程が必要ない」としながら、まず韓国が望む未来像を明確に描く必要があると忠告した。

彼はまた「韓国のように今からロケットを開発しようとする他の国と力を合わせる必要もある」という助言もした。(機械翻訳 若干修正)



日本三菱重工業宇宙事業部長「競争相手は米ベンチャー」
(聯合ニュース 韓国語 2012/02/21)

人工衛星打ち上げとロケット国産化に続き、外国の衛星を代わりに打ち上げる段階に入った日本の宇宙開発のライバルはどこであろうか。

日本のロケット製作会社である三菱重工業幹部はアメリカベンチャーとインドを競争相手に選んだ。

浅田正一郎宇宙事業部長は20日、名古屋の飛島工場で駐日韓国特派員団とした記者会見で「日本はロケット打ち上げ回数を着実に確保するために韓国などの衛星を打ち上げる」として「円高で価格競争力が悪化したりしたが、アメリカのベンチャーやインドなどと受注競争を行っている」と明らかにした。

彼は一歩遅れてロケット開発に乗り出した韓国には「目標を明確にし、すべての技術を自主的に開発しようとするよりは他国と共同開発を模索する必要がある」と助言した。


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▲日本三菱重工業宇宙事業部の浅田正一郎部長(写真右側のマイク持つ人)と二村幸基副部長(メガネかけた人)が20日、愛知県にある三菱重工業飛島工場で駐日韓国特派員団と記者会見をしている。


次は浅田部長など三菱重工業航空宇宙事業本部幹部たちとの一問一答。


--三菱重工業で宇宙開発分野の比重は。

▲会社の年間売り上げは3兆円程だが、1~2%程度が宇宙開発分野の売り上げだ。まだそれほど大きくない。そうであるため部品工場も名古屋、広島、神戸などの地に散らばっている。分散していると効率が落ちるが、1か所に集めて人を雇用するほどの規模になっていないので仕方ない。産業と認められようとするなら今の3倍程度に規模が大きくならなければならない。宇宙開発分野は三菱重工業の中でまだ赤ん坊のような存在だ。


--日本が韓国の衛星を代わりに打ち上げしようとする理由は。

▲私たちが最も重要だと考えることは、毎年着実に打ち上げ回数を確保することだ。日本自らの衛星だけ打ち上げるとある年には1機、他の年には3機と変動が激しくなる。韓国など外国と衛星打ち上げ契約を結び、打ち上げ回数を年間4機で安定させるのが目標だ。2012年度(2012年4月~2013年3月)には韓国の衛星を含んで3機の打ち上げが予定されている。1機さらに打ち上げたい。


--韓国の他にさらに接触する所があるか。

▲三,四か所ある。円高のために価格競争力が低下し、海外衛星打ち上げ受注が順調ではない。それで衛星製作やロケット打ち上げ、システム運営をパッケージにして衛星を打ち上げた経験がない国に輸出しようと考えている。アリラン3号の打ち上げに成功すれば他の国との契約にも大きな助けとなるだろう。


--アリラン3号を昨年に打ち上げしようとしてから延期したと理解しているが。

▲昨年10月に打ち上げようとした。韓国航空宇宙研究院と日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)両方の衛星準備状況を考慮して打ち上げを延期した。


--韓国側は準備が終わったが、日本の事情のために延期したのではないのか。

▲どちら側だとはっきりと言うことは難しくて、両方の事情を考慮して判断した。


--宇宙開発分野で日本のライバル国や企業を挙げるならば。

▲インドだ。中国は国際条約上、アメリカ製部品を使用した衛星を持っていって打ち上げできない。つまり自国産でなければほとんどの衛星を打ち上げることができないという意味だ。しかし、インドは外国の衛星を打ち上げることができ、技術的にもヨーロッパのロケットと連携しているので日本の強力なライバルだ。アメリカのベンチャー企業『スペース エックス(SpaceX)』も同じだ。この企業が作る『ファルコン9』というロケットは三菱重工業のH-2Aと性能があまり変わらないほどだ。


--韓国が自主的にロケットを打ち上げるには何が必要なのか。

▲まず海外の衛星打ち上げまで代行するのか、でなければ国内用の衛星だけ打ち上げるのかから決めなければならない。海外の衛星を打ち上げるならばマーケティング調査を徹底してしなければならない。そうでなければ使い道のないロケットを開発する恐れがあるためだ。韓国は科学衛星を初めて開発する時、ほとんどの技術をヨーロッパに依存したが、今は基本的な部分は自主的に開発し、核心部品であるカメラだけヨーロッパ製品を使っている。これを全部自主的に開発するには費用がとても多くかかる。ロケットも同じように他国と共同開発を考慮する必要がある。(機械翻訳 若干修正)





日本側が回答をぼかしている時点で気づけよ...↓


2機の国産ロケット打ち上げ、来年度に延期
(読売新聞 2011/12/27)

宇宙航空研究開発機構は27日、今年度中に予定していたH2A、H2Bロケット計2機の打ち上げを、いずれも来年度前半に延期すると発表した。

H2Aには、宇宙機構の水循環変動観測衛星「しずく(GCOM―W1)」と韓国の多目的実用衛星「KOMPSAT―3」などが搭載される。韓国から衛星製造の遅れを理由に延期の申し出があった。H2Bでは、国際宇宙ステーションに物資を送る無人補給船「こうのとり(HTV)」3号機を打ち上げる。延期は物資輸送計画の見直しによるものだという。

この結果、今年度の国産ロケット打ち上げは、政府の情報収集衛星を搭載した9、12月のH2A2機にとどまった。




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SD宇宙開発マスコット HIIBロケット
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SD宇宙開発マスコット 「きぼう」日本実験棟
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SD宇宙開発マスコット 国際宇宙ステーション
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