K-POP歌手 年末歌番組出場ゼロ
(統一日報 2012/12/05)



政治問題以外にも原因が・・・

大晦日に行われるNHK紅白歌合戦にK―POPグループの出演がなくなった。年末に予定されている民放他局の歌番組でも韓国人歌手の出場はゼロ。8月の李明博大統領の独島(竹島)上陸による影響ともいわれるが、「韓流外し」はテレビ業界だけでなく、ほかの媒体にも広がっている。背景には暗黙の政治的判断があるようだ。

11月26日に発表された今年の紅白歌合戦出場メンバーの中に、昨年まで3年連続で出場していた「東方神起」や昨年初出場を果たした「KARA」、「少女時代」らの姿がなかった。

NHK関係者は韓日関係悪化の影響ではないと話すが、「選考は世論の支持、今年の活躍、演出・企画を総合的に判断した」との説明だ。紅白と並んで年末3大歌謡祭といわれる「FNS歌謡祭」、「ベストヒット歌謡祭」にも韓流歌手・グループの出場はない。多くの韓国メディアは、領土問題の影響ではないかと報じた。

「東方神起」、「KARA」、「少女時代」の3グループのCD売り上げは、確かに昨年や一昨年と比べると2割から6割落ちている。領土問題が噴出する前の上半期に集計されたオリコンランキングでも、K―POP勢は昨年ほどの人気は見られなかった。

それでも3組に限れば、シングルCDは週間ランキングで一桁台に食い込む力を持っている。歌番組への出場は単純にCDの売り上げだけで決まるものではないが、著しく人気が落ちたとは言い切れない。

テレビ番組の編成に詳しい大手代理店の関係者は「放送局側から(韓流歌手を出すなという)圧力がかかっているという話は聞いたことがない」と話す。


一方で「やはり人気が落ちてきたという面は無視できない」と話すのは、ある女性ライターだ。

複数の雑誌で原稿を書いているこのライターは、政治的判断と韓流人気低迷の結果、テレビ業界だけでなく活字媒体にも「韓流離れ」が見え始めたと指摘する。

特に慎重なのは編集プロダクションだという。女性誌やテレビ雑誌に掲載される単発のインタビュー記事までは影響ないものの、新規の専門雑誌やムックの発行は難しいという。周囲のライターも「仕事が減った」と話しているようだ。

編集プロダクションからの断りの理由としては「いつブームが終わるかわからない」、「会議で通らない」といったものが多く、読者からのクレームがあったという声はまったく聞かないという。

アーティスト側の問題を指摘する声もある。一部の韓国芸能プロダクションが所属タレントのインタビュー編集に過度な注文をつけてきたり、歌手や俳優が現場で横柄な態度をとるという批判はかねてからあった。

歌手では前出の3グループ以降、彼らを超えるグループが出てきていないのが現状だ。

女性ライターは、政治問題に加えて人気低迷や過去の横柄な態度が、不満を抱えていた編集者に「韓流外し」の口実を与えた面もあると指摘している。



人気が多少落ちても作り手側に人気があれば、細々でも仕事ができたでしょうに……




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