韓国併合100周年:日本が略奪文化財の返還を検討
(朝鮮日報 2010/07/21)  


首相談話に盛り込む方針
「朝鮮王室儀軌」を優先的に検討


 日本政府が、韓国併合100周年(8月29日)に合わせ首相名義の談話を発表するに当たり、日本が強奪した韓国の文化財の返還方針も併せて発表することを検討していることが、20日までに分かった。返還の方法としては、今年中に代表的な文化財1、2点を象徴的に戻し、その後ほかの文化財についても、流出過程の違法性について確認した後、順次追加で返還する-という案が話し合われている。

 外交消息通はこの日、「日本政府は首相談話を通じ、包括的な謝罪の意味を盛り込むと共に、日帝強占期に違法に持ち出された文化財の返還など、行動で示せる措置も同時に検討している」と語った。

 日本政府は、文化財の返還や徴用者の補償など「行動」を同時に示してこそ、韓国から謝罪の真剣さを認めてもらえる、と考えているわけだ。

 外交消息通は、「宮内庁に保管されている81種類の『朝鮮王室儀軌』(朝鮮王朝時代に、王室や国家の重要な行事の内容を整理した記録)が、優先的返還対象として考慮されている」と語った。

 韓国政府は今年2月、韓日外相会談の際、柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部長官が岡田克也外務大臣に対し、「朝鮮王室儀軌」の返還を求めた。また22日にベトナムで開かれる韓日外相会談でも、この問題が取り上げられるものと思われる。

 日本では今年6月、文化財返還に積極的な衆議院議員と市民団体の関係者らが討論会を開き、「朝鮮王室儀軌」など略奪文化財の返還原則や、返還の対象について話し合ったという。仙谷由人官房長官も今月7日、文化財返還と関連し、「歴史的事実を直視し、一つずつ解決できることから解決していく」と語った。



日本政府は、とりあえず(?)否定。


韓国への文化財返還検討を否定 外務省
(産経新聞 2010/07/21)

 外務省の児玉和夫報道官は21日の記者会見で、旧朝鮮王朝がかつて所蔵し、現在は日本の宮内庁に保管されている文化財の韓国への返還について「韓国政府から『国内では引き渡しへの期待がある』との説明は受けているが、引き渡しを検討しているという事実はない」と述べた。

 1965(昭和40)年の日韓基本条約締結に伴う関連協定では、一定数の文化財に限って韓国に返還することに合意したが、その後の対日請求権は消滅している。



“韓国文化財”に関しては、朝日ですら数か月前にこう↓報じてますね。


韓国文化財、日本流出は最多6万点 昨年の調査で大幅増
(朝日新聞 2010/01/22)

 韓国文化財庁は、国外に流出した韓国文化財のうち、18カ国で10万7千余点を確認したと発表した。これまでの把握分に加え、昨年末までの現地調査などで新たに確認した点数を上乗せした。最も多いのは日本の6万1409点で、これまでの3万4369点から大幅に増えた。次いで米国の約2万8千点、英国の約3600点などだった。

 日韓は1965年に文化財・文化協力協定を結び、韓国に由来がある日本の国有文化財約1300点が韓国側に引き渡された。

 韓国政府は流出文化財問題について「法的には解決済み」とする日本の立場を支持
する一方、日本の宮内庁が所蔵する朝鮮王朝の儀典書「朝鮮王室儀軌」については、国内に返還を求める声が多いとして、日本に返還への協力を求めている。



“宮内庁保管”の物品を政治的に扱うことで反発が予想されるので、日本国民には内緒にしておき「首相談話」でいきなり引き渡しに触れようとしていたのに韓国メディアが先走ったのか、日本国内の反発度合いを確かめながら“良心派”市民団体の“返還”の声を高めようとして、先ず韓国メディアから報道されるようにしたのかはわかりませんが、何にしても、韓国に渡す前提で絵を描いているんでしょうね。