ひと
(朝日新聞 2010/07/26) 


日本で上映される韓国アニメ「テコンV」の生みの親
金 青基(キム・チョンギ)さん(69)

 マジンガーZによく似た巨体、必殺技は韓国の国技テコンドー。1976年、後に「知らない人はスパイ」とまで言われた国産アニメーション映画「ロボット・テコンV」を世に送り出した。8月7日から、デジタルリマスター版が東京・渋谷など全国6カ所で順次上映される。

 漫画作家だったが、26歳でアニメのとりこに。きっかけは日本の「黄金バット」だ。韓国に下請けに出された作画や色つけに3カ月間携わり、「30年進んでいた日本からすべてを学んだ」。

 そして、運命を決定づけたのがテレビで「韓国作品」として放映が始まったマジンガーZだった。子どもたちが熱狂する姿に胸が高鳴った。時は軍事独裁の朴正煕(パク・チョンヒ)政権末期。「子どもが夢を持てる文化コンテンツが、韓国にはまだなかった。これだ、とひらめいた」

 韓国発のロボットアニメを作ろうとしたが、参考になる資料は何もない。デザインを考えると、マジンガーZの姿が重なってしまう。作家の良心にかけて差別化を考えた。

 人を好きになるサイボーグ、いじめが原因で悪に走る敵役など人間味あふれる物語を仕立て、テコンドーの動きを生かした必殺技を編み出す。映画館の周囲には親子連れが数百?の列をつくり、どのテコンドー道場も入門者であふれた。

 マジンガーZとテコンV。「どちらが強い?」とよく聞かれる。「テコンドーは無敵」と答えることにしている。


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argjgf.jpg「作家の良心にかけて差別化を考えたニダ・・・」




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マジンガーZ
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アシュラ男爵
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ボールギャグ

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アフロダイA
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