2人死傷の警官発砲事件、裁判員裁判へ 奈良地裁決定
(朝日新聞 2010/04/15)  


 奈良県大和郡山市で2003年9月、窃盗容疑で追跡中の乗用車に警察官が計8発を発砲し、助手席にいた高壮日さん(当時28)が死亡した事件をめぐり、奈良地裁が14日付で、警察官2人について特別公務員暴行陵虐致死と同致傷の罪でそれぞれ審判に付す決定をしたことがわかった。同決定は、起訴と同じ効力を持つ。同致死の罪に問われた警察官1人は裁判員裁判で審理されることになる。遺族が「警察官の行為は違法だ」として、地裁に付審判(ふしんぱん)請求していた。

 特別公務員暴行陵虐致死の罪で審判に付されることが決まったのは、事件当時の奈良県警の巡査長(33)、同致傷罪に問われるのは巡査部長(34)。付審判決定を受けて起訴された事件が裁判員裁判の対象になるのは全国初とみられる。遺族は別の警察官2人についても付審判請求していたが、地裁は棄却した。

 付審判請求していたのは、高さんの母親の金順得さん(72)=大阪府東大阪市。金さんは03年11月、発砲に関与したとされる警察官4人を殺人と特別公務員暴行陵虐致死の容疑で告訴したが、奈良地検が不起訴としたことから、付審判請求していた。

 また、金さんは06年に県などを相手に損害賠償を求めて奈良地裁に提訴。しかし、同地裁は今年1月、警察官に「未必的な殺意」があったことは認めたが、発砲については「警察官や市民の生命を守るためにやむを得なかった」として適法だったと指摘。金さんの請求を棄却した。今回の決定は、この判断と異なる内容となった。



警官の拳銃使用/納得のいく説明が要る
(神戸新聞 2003/09/12)

(略)県警によると、二人の乗った車はパトカーなどに追跡され、信号無視を繰り返したうえ、乗用車などに衝突しながら暴走し、国道の交差点で警察車両に挟まれるようにして止まった。

警察官が窓ガラスを割ろうとしたところ、今度は急発進と後退を繰り返し、さらに警察官に向かってきた
ため身の危険を感じた警察官らが発砲した。

発射された銃弾は計八発で、うち三発が二人の首に命中した。(略)


逃走男性死亡 「警官の発砲は適法」
(朝日新聞 2010/01/28)

(略)事件は03年9月10日午後6時すぎごろ起きた。現金計約13万円などが盗まれた3件の
車上狙いを捜査していた県警が容疑車両を発見し、追跡。

 車は、信号無視や速度違反を繰り返して約18キロ逃走した。大和郡山市の国道24号交差点付近で、パトカーと一般車両に挟まれた状態で急発進したため、警察官3人が8発、発砲した。

 弾は、車の助手席にいた高さんの首などに2発当たり、10月5日に低酸素脳症で死亡した。(略)

大和郡山の警官発砲:賠償請求棄却 母金さん「息子は助手席、悔しい」
(毎日新聞 2010/01/28)  

(略)03年9月10日午後6時15分ごろ、高さんが乗った車はパトカーの追跡を振り切ろうと、橿原市内から大和郡山市内の発砲現場まで時速100キロを超えるスピードで逃走。混雑する国道24号でパトカーに前後を挟まれながらも、逃走を続けていた同日午後6時45分ごろ、拳銃8発が発砲された。(略)



5日 重体の容疑者死亡 (奈良新聞 2003/10/05)

大和郡山市の国道24号で先月10日、車上狙いの容疑車両に県警の警察官が拳銃を発砲した事件で、銃弾を受け意識不明の重体だった大阪府東大阪市友井5-2-40、高橋壮日容疑者(28)が午前8時30分、橿原市内の病院で死亡した。


2003月 9月10日 :高壮日、被弾。
2003年10月5日 :高壮日、死亡。
2003年11月 :殺人と特別公務員暴行陵虐致死の容疑で告訴。
2006年1月11日 :奈良地検が不起訴。
2006年1月12日 :奈良地裁に刑事責任を問う付審判を請求。
2006年 :県と警察官4人を相手取り約1億1770万円の損害賠償請求。
2010年1月27日 :損害賠償請求を奈良地裁が棄却。原告は後日、控訴。
2010年4月14日 :警察官2人について特別公務員暴行陵虐致死と同致傷の罪で
 それぞれ審判に付す決定。

高壮日:2004年5月、殺人未遂や公務執行妨害、窃盗などの疑いで書類送検、
     奈良地検は被疑者死亡で不起訴処分。
運転手:窃盗罪などで懲役6年の有罪判決を受け、服役中。



裁判所がこんなことに使われているのが、もったいないですね。


息子が警官に撃たれて死んだから損害賠償を請求したのに棄却されたニダ!




中国人の世界乗っ取り計画
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