(ソウル新聞 韓国語 2015/03/25)
衛星は発射体(ロケット)に載って宇宙に行く。発射体は衛星を宇宙に載せて送る運搬体の役割をするが、我が国にはこれといった発射体技術がない。私たちの衛星である『アリラン3A』がロシアのヤースヌイ発射場(ヤースヌイ宇宙基地)からロシアの発射体『ドニエプル』に載って宇宙へ行く理由である。
発射体がない国の悲しみは一つや二つではない。ひとまず他国のロケットに衛星を搭載するには目的、技術など敏感な衛星情報を一部共有しなければならない。最も重要な技術のセキュリティーが懸念されるところである。発射体国の事情により発射時期もきちんと把握できない。
アリラン3Aも昨年末に打ち上げされる予定だったが、ウクライナとロシアの衝突で先の順序である日本の人工衛星(アスナロ1号)の打ち上げが遅延して3か月も遅れた。前の『アリラン5号』の時は費用の問題で2年も打ち上げが遅れた。
特にロシアは宇宙局でなく国防省が発射場を運営しているため、商業発射体施設と異なり発射現場が公開されない。軍事施設のセキュリティーという理由のためだ。現場に行っている13人のアリラン3Aの技術開発者も発射場現場は見ることができない。
韓国航空宇宙研究院(航宇研)関係者は「いくつかの欠点にもロシアが他の商業発射体施設より価格がはるかに安い」と説明した。発射体保有が切実な理由である。
もちろん、私たちも発射体を放った履歴がある。2013年1月、3度の挑戦で全羅南道高興郡で打ち上げた韓国初の2段発射体『ナロ(羅老)号』が最初だ。だが、ナロ号の1段目はロシアのロケットを輸入して作ったし、打ち上げることができる衛星の大きさは100㎏に過ぎなかった。
私たちはいつ私たちの発射体で衛星を打ち上げることができるのだろうか。1979年の韓米ミサイル指針には〈韓国は500㎏の弾頭を付けて180km以上飛行できるミサイルを開発しない〉と明示されている。宇宙発射体はミサイルを運ぶロケットと同じ技術である。私たちの発射体開発に制約を加えたこの指針は、2001年に〈民生用ロケットは射距離規制なしで無制限に開発・生産することができる〉という内容を入れて改正された。
これにより現在、我が国は純粋な私たちの技術で作る韓国型発射体(KSLV-2)開発に拍車をかけている。2020年に1.5t級国内実用衛星を宇宙に打ち上げる『KSLV-2』は現在、航宇研傘下の韓国型発射体事業団で製作を主導している。来る7月に3段階の工程のうち1段階目が完了する予定だ。(機械翻訳 若干修正)
これにより現在、我が国は純粋な私たちの技術で作る韓国型発射体(KSLV-2)開発に拍車をかけている。2020年に1.5t級国内実用衛星を宇宙に打ち上げる『KSLV-2』は現在、航宇研傘下の韓国型発射体事業団で製作を主導している。来る7月に3段階の工程のうち1段階目が完了する予定だ。(機械翻訳 若干修正)
(マネートゥディ 韓国語 2015/03/25)
26日に宇宙へ打ち上げられる多目的実用衛星『アリラン3A号』の打ち上げは、開発以外の部分で順調でない道を歩いてきた。
3A号は昨年10月、韓国航空宇宙研究院(以下航宇研)で製作と組み立て、試験をすべて終え、翌月25日にロシア,モスクワから南に1,800km離れたヤースヌイ発射場に移された。元々の計画の通りなら2014年11月~12月の間に宇宙に打ち上げられなければならなかった。だが、ロシア側が打ち上げ日程を先送りして今まで打ち上げが遅れた。
ロシアとウクライナ間の領土紛争がロケットをめぐる複雑な利害関係でかみ合い、影響を及ぼしたという見方である。
ロシアとウクライナ間の領土紛争がロケットをめぐる複雑な利害関係でかみ合い、影響を及ぼしたという見方である。
航宇研によれば、3A号は昨年末に打ち上げられる予定だったが、今年1月に打ち上げが1度延期され、再び2月に延期になった。結局、様々な事情を総合的に考慮して今月26日に打ち上げられることになった。
打ち上げ過程を全面的にロシアに任せた我が国は、彼らの決定に従わなければならない境遇だ。
これに先立ち、2011年に打ち上げられる予定だった『アリラン5号』もロシア政府と打ち上げサービス業者間の意見の差が生じて何回も延期になって2年ぶりに打ち上げられた。
このため、2020年を目標に進行中の韓国型発射体開発と一緒に国内発射施設までしっかりと備えて海外依存度を低くしなければならないという主張が説得力を得ている。
航宇研関係者は「衛星が予定より遅れて打ち上げられると維持費や人件費などが計画よりも大幅にかかり莫大な損害を被ることになる」と話した。
現在、発射体を運営する国はアメリカとヨーロッパ、中国、日本、ロシアだ。
アメリカ・ヨーロッパ・日本の発射体利用料は高額である。航宇研関係者は「これらの国で1トンの衛星を打ち上げるのにかかる費用は概ね500億ウォン程度」と話した。アリラン3A号の重さは1t以上であるから、この費用を支払ってこそ宇宙に打ち上げることができる。
アメリカ・ヨーロッパ・日本の発射体利用料は高額である。航宇研関係者は「これらの国で1トンの衛星を打ち上げるのにかかる費用は概ね500億ウォン程度」と話した。アリラン3A号の重さは1t以上であるから、この費用を支払ってこそ宇宙に打ち上げることができる。
関係者は「ロシアで1tの人工衛星を搭載して打ち上げるには200億ウォン程かかる」と説明した。価格競争力を備えたロシアを選択しかない理由である。
このように打ち上げ費用を安く策定することができる理由は、ロシアが東西冷戦時に保有した数百機の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を改良して使用しているためだ。ウクライナがICBMを宇宙発射体に改良して全世界に打ち上げ代行サービスを担当している。
外交関係も無視することはできない要素の中の一つだ。
例えば、衛星の位置測定と姿勢制御に必須であるジャイロセンサーなど人工衛星の核心部品はほとんどアメリカから輸入して使用している。
今回のアリラン3A号の開発に参加したある民間企業関係者は「アリラン3A号をもし中国の発射体に載せて打ち上げる場合、中国と外交摩擦を経験しているアメリカが主要核心部品を出してくれないのは明らかだ」と話した。したがって、このような不利益を避けるために牽制が少ないロシアと契約するしかない。
結局、代案は独自の技術力で衛星をロケットに載せて打ち上げる方法1つだけである。
チョ・グァンレ韓国航空宇宙研究院長は「他国の発射体依存度を低くするために韓国型発射体プロジェクトをどんなことがあっても成功させなければならない」と政府の支援と国民の関心を呼びかけた。(機械翻訳 若干修正)
(聯合ニュース 韓国語 2015/03/25) (略)ドニエプル発射体は大陸間弾道ミサイル(ICBM)を活用した3段ロケットで、一般のロケットと異なり、地上の発射台ではなく地下に垂直に立てられたサイロという特殊装置で打ち上げられる。 午前7時8分(現地時間 午前3時8分)の予定通りに打ち上げられた場合、打ち上げ893秒後に537kmの上空で衛星が発射体から分離し、打ち上げ32分後には南極にあるノルウェーKSAT社のトロール(Troll)地上局に最初の交信をすることになる。 引き続き、打ち上げ87分後にはKSAT社のノルウェー,スヴァールバルの地上局と交信して太陽電池パネルの成功的な展開の有無を確認することができ、打ち上げ5時間56分後である午後1時5分頃、航宇研の地上局と最初の交信をすることになる。 多目的実用衛星3A号は、気象状況に関係なく地球観測を遂行するために航宇研が2006年から8年間に2,359億ウォンを投じて開発した実用級衛星で、国内初の赤外線観測センサーおよび国内最高解像度の光学レンズを搭載している。 解像度5.5m級の高性能赤外線センサーと0.5m級の国内最高解像度光学レンズを通じて、都市のヒートアイランド現象などの気候変化分析、災害災難・国土・資源・環境監視などに活用される高品質衛星映像を一日24時間、全天候で供給することになる。 多目的実用衛星3A号は、大きさが直径2m、高さ3.8m、幅6.3m、重量が1.1tであり、打ち上げ後4年間、528kmの上空を回りながら地球観測任務を遂行する。 一日に昼・夜間に2回ずつ韓半島上空を通りながら光学レンズでは10分間、赤外線センサーでは2分間、韓半島を撮影することができる。(略)(機械翻訳 若干修正) |
ちなみに26日10時21分、種子島宇宙センターで情報収集衛星光学5号機を載せたH-IIAロケット28号機の打ち上げです。
ロケットの科学 日本が誇るH-ⅡAからソユーズ、アリアン、長征など世界のロケットを完全網羅


ロシアへ韓国と関わるな不幸になるかも知れないよ。