(聯合ニュース 韓国語 2015/04/22)

韓日関係改善のためのモメンタムを見つけることがますます難しくなるのではないかという懸念が出てくる。

注目された安倍晋三日本首相のバンドン会議の基調演説が、私たちとしては残念な水準に止まったためである。

安倍首相は22日、インドネシア,ジャカルタで開かれたバンドン会議60周年記念アジア・アフリカ首脳会議(バンドン会議)の基調演説で、第2次世界大戦について反省という表現を使いながらも『植民地支配と侵略』『謝罪』(おわび)などには言及はしなかった。

相次ぐ国際舞台での「良い機会を逃すべきでない」という我が政府の度重なるメッセージ発信にもかかわらず、謝罪と反省が盛り込まれた過去の村山談話と小泉談話とは距離を置いたわけである。

安倍首相のバンドン会議の基調演説は、来る29日のアメリカ上下院合同演説と8月頃と予想される終戦70年談話(別名安倍談話)を計ることができる“リトマス紙”と認識されていた。

安倍首相がバンドン会議で最初のステップを誤って踏み出しながら、アメリカ議会演説と安倍談話での期待も水泡に帰したのではないかという観測が出ている。

しかも、安倍首相は去る20日、戦後70年談話に『侵略』『謝罪』(おわび)などの表現を用いるのかどうかについて、「(過去の談話と)同じことなら談話を出す必要がない。(歴代内閣の歴史認識を)引き継いでいくと言っている以上、もう一度書く必要はない」とし、すでに期待に冷水を浴びせたことがある。

安倍首相のアメリカ訪問を控え、アメリカ連邦下院議員はもちろん、アメリカ現地メディアも安倍首相の過去の歴史に対する真の反省と謝罪を促しているが、安倍首相の“マイウェイ”は続いている。

問題は、我が政府が安倍の発言に対し、遺憾を表明しながら村山談話、小泉談話など歴代内閣の歴史認識継承を明確に明らかにすることを促すこと以外にこれといった方法がないという点である。

政府はアメリカを通じて迂迴的圧迫を続けていると知られているが、安倍首相の態度の変化を引き出せずにいる。

ややもすると安倍首相の訪米とアメリカ議会演説以降、日本は米日ガイドライン(防衛協力指針)改定など安保利益を取りまとめながら、我が政府としては安倍首相から過去の歴史認識に関して何ら進展を得られない“外交の失敗”を懸念する声も出ている。

我が政府のツートラック戦略も弾力性が落ちるのではないかという観測も出ている。

政府は日本の過去の歴史挑発にも、安保や経済など相互互恵的分野ではツートラック戦略を取っているが、過去の問題で突破口を開くことができなければ韓米日3国共助の安保分野も円滑に進まないという観測である。

さらに、アメリカが過去の歴史に対する日本の真の反省と謝罪を牽引する役割をできなかったことで、韓米関係に及ぼす悪影響も懸念される。

我が政府がバンドン会議を戦略的に利用する機会を逃したという指摘も出ている。

政府代表としてファン・ウヨ社会副首相兼教育部長官が参加して、首脳会議で基調演説をする予定だが、シー・チンピン(習近平)中国国家主席や安倍日本首相に比べては当然比重が落ちる。

特にシーチンピン主席は安倍首相とこの日、中日首脳会談をすると伝えられ、韓国外交だけ疎外されるのではないかという観測も出ている。

シーチンピン主席と安倍首相の中日首脳会談は昨年11月以来、5か月ぶりである。(機械翻訳 若干修正)

アジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年記念首脳会議における安倍総理大臣スピーチ
(平成27年4月22日 於:インドネシア・ジャカルタ)

「Unityindiversity ~ 共に平和と繁栄を築く」 

 バンドン会議60年の集まりを実現された、ジョコ・ウィドド大統領閣下、ならびにインドネシアの皆様に、心から、お祝いを申し上げます。
 アジア・アフリカ諸国の一員として、この場に立つことを、私は、誇りに思います。
 共に生きる
 スカルノ大統領が語った、この言葉は、60年を経た今でも、バンドンの精神として、私たちが共有するものであります。
 古来、アジア・アフリカから、多くの思想や宗教が生まれ、世界へと伝播していった。多様性を認め合う、寛容の精神は、私たちが誇るべき共有財産であります。
 その精神の下、戦後、日本の国際社会への復帰を後押ししてくれたのも、アジア、アフリカの友人たちでありました。この場を借りて、心から、感謝します。
 60年前、そうした国々がこの地に集り、強い結束を示したのも、歴史の必然であったかもしれません。先人たちは、「平和への願い」を共有していたからです。
 そして今、この地に再び集った私たちは、60年前より、はるかに多くの「リスク」を共有しています。
 強い者が、弱い者を力で振り回すことは、断じてあってはなりません。バンドンの先人たちの知恵は、法の支配が、大小に関係なく、国家の尊厳を守るということでした。
 卑劣なテロリズムが、世界へ蔓延しつつあります。テロリストたちに、世界のどこにも、安住の地を与えてはなりません。
 感染症や自然災害の前で、国境など意味を持ちません。気候変動は、脆弱な島国を消滅リスクに晒しています。どの国も、一国だけでは解決できない課題です。
 共に立ち向かう
 私たちは、今また、世界に向かって、強い結束を示さなければなりません。
 その中で、日本は、これからも、出来る限りの努力を惜しまないつもりです。 
 “侵略または侵略の脅威、武力行使によって、他国の領土保全や政治的独立を侵さない。”
 “国際紛争は平和的手段によって解決する。”(55年のバンドン会議で採択された『平和10原則』の7,8)
 バンドンで確認されたこの原則を、日本は、先の大戦の深い反省と共に、いかなる時でも守り抜く国であろう、と誓いました。
 そして、この原則の下に平和と繁栄を目指すアジア・アフリカ諸国の中にあって、その先頭に立ちたい、と決意したのです。
 60年前、インドの農家と共に汗を流し、農機具の使い方を伝え、スリランカの畜産者たちを悩ませる流行病と共に闘うことから、私たちはスタートしました。
 そして、アジアからアフリカへ。日本が誇るものづくりの現場の知恵や職業倫理を共有してきました。エチオピアでは、「カイゼン」のトレーニングプログラムにより、生産性が大幅に向上しています。
 1993年には、アフリカの首脳たちを日本に招き、互いの未来を語り合う、TICADをスタートしました。
 暦はめぐり、世界の風景は一変しました。
 最もダイナミックで、最も成長の息吹にあふれる大地。それこそが、アジアであり、アフリカであります。
 アジア・アフリカはもはや、日本にとって「援助」の対象ではありません。「成長のパートナー」であります。
 来年のTICADは、初めて、躍動感あふれるアフリカの大地で開催する予定です。人材の育成も、インフラの整備も、すべては、未来への「投資」であります。
 共に豊かになる
 アジア・アフリカには、無限のフロンティアが広がっています。
 オープンで、ダイナミックな市場をつくりあげ、そのフロンティアを、子や孫にまで、繁栄を約束する大地へと変えていかねばなりません。TPP、RCEP、FTAAPは、更にアフリカに向かって進んでいく。私は、そう考えます。
 成長をけん引するのは、人材です。それぞれの国の多様性を活かすことは、むしろ力強いエンジンとなるはずです。日本は、女性のエンパワメントを応援します。手と手をとりあって、アジアやアフリカの意欲あふれる若者たちを、産業発展を担う人材へと育てていきます。
 アジア・アフリカの成長を、一過性のものに終わらせることなく、永続的なものにしていく。その決意のもとに、日本は、これらの分野で、今後5年で35万人を対象に、技能の向上、知識習得のお手伝いをする考えです。
 私たちの国々は、政治体制も、経済発展レベルも、文化や社会の有り様も、多様です。
 しかし、60年前、スカルノ大統領は、各国の代表団に、こう呼び掛けました。
 私たちが結束している限り、多様性はなんらの障害にもならないはずだ、と。 私たちが共有している様々なリスクを再確認すれば、多様性のもとでも、結束することなど簡単でしょう。
 直面する様々な課題を解決するために、私たち、アジア人、アフリカ人は、結束しなければなりません。
 この素晴らしい多様性を大切にしながら、私たちの子や孫のために、共に、平和と繁栄を築き上げようではありませんか。
 ありがとうございました。


>問題は、我が政府が安倍の発言に対し、遺憾を表明しながら村山談話、小泉談話など歴代内閣の歴史認識継承を明確に明らかにすることを促すこと以外にこれといった方法がないという点である。

本当にその通りのようですね。

(聯合ニュース 韓国語 2015/04/22)

 韓国政府当局者は22日、安倍晋三が同日にインドネシアの首都ジャカルタで開催されたアジア・アフリカ会議(バンドン会議)の60周年記念首脳会議での演説で、第二次大戦に対する「反省」を表明したものの、「謝罪」などに言及しなかったことについて遺憾を表明した。

 安倍首相は演説で、先の大戦への「深い反省」を表明したが、50周年首脳会議で当時の小泉純一郎首相が村山富市首相談話に沿って明言した「植民地支配と侵略」への「心からのおわび」には言及しなかった。

 政府当局者は「安倍首相が村山談話をはじめとする歴代内閣の談話とその歴史認識をそのまま継承するとの立場を示したことに注目し、これに相応する歴史認識を表明すると期待していた」と説明。その上で、安倍首相が「植民地支配と侵略」への「心からのおわび」に言及しなかったことについて「深い遺憾の意を表明する」と述べた。


朝鮮からみた華夷思想
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