(日本経済新聞 2015/11/7)
■日韓首脳会談
2日、ソウルの青瓦台(大統領府)。韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は6月の日韓国交正常化50年記念式典と同じ緑色のジャケット姿で安倍首相の前に姿をみせた。自らを奮い立たせていると周囲には映った。国政テーマで意見が対立する与野党代表との会談で選ぶ色づかいだった。
3年半ぶりの日韓2国間会談を主催した朴氏は気を配った。日本代表団の車列が青瓦台に到着すると、車寄せまで出向いて安倍首相を迎え、笑顔で握手を交わした。着席を促す際には「どうぞ」と日本語を使った。
会談が始まると雰囲気は一変した。「韓日関係の最大の障害物だ」。朴氏は慰安婦問題への思い入れをぶつけ、「韓国の国民が納得できる水準で解決したい」と迫った。
安倍首相も譲らない。元慰安婦の支援団体などが求めてきた法的責任は解決済みで「できないことはできない」と拒んだ。
安倍首相も譲らない。元慰安婦の支援団体などが求めてきた法的責任は解決済みで「できないことはできない」と拒んだ。
「わかっていないかもしれないからちゃんと説明しよう」。会談の直前、安倍首相は日本の取り組みを朴氏に直接伝える考えを周辺に示した。会談では政府予算を使ってNPO(非営利組織)が元慰安婦に医薬品などを届けている事業などを説明し、「日本としてできることは考えていく」と追加策の検討にも触れた。
戦時中の徴用工問題、産経新聞前ソウル支局長の在宅起訴問題、日本産水産物の一部輸入規制など懸案に次々と言及した。感情を押し殺して主張をぶつけ合う2人。少人数会合の「白岳室」を張り詰めた空気が覆った。
9月ごろから始まった合意案づくりは、朴氏がこだわる「年内」決着に対し、日本側は「直接の表現はできない」と拒んだが、「初の首脳会談を破局にさせない」との一点で結束していた。
「日韓国交正常化50年の年であることを念頭に早期妥結をめざして交渉を加速させる」との案が固まったのは10月末ごろ。年内決着を想起させながら期限を区切らない。ぎりぎりの妥協案だった。日本政府は1965年の国交正常化時に結んだ請求権協定で「解決済み」としているため、「解決」でなく、「妥結」との表現が使われた。
安倍首相は日ごろから「慰安婦問題は解決したいが、本当に最後になるのか、その保証はあるのか」と周囲に語ってきた。会談で朴氏を見据え「我々できっちり最後にしましょう」と呼びかけ、朴氏も「この記念すべき年ですし」と応じた。
安倍首相が「早期妥結」まで踏みこんだのは「韓国も腹を据えてくれという意気込み」(同行筋)だった。朴氏と一定の歩調を合わせ、韓国側に覚悟を迫った。
計1時間45分にわたった会談の最後に安倍首相は「これからマルチの機会もある。また会いましょう」と月内に相次ぐ国際会議での再会談を求めた。朴氏は確約はせず「緊密に首脳会談をしあえるような良い雰囲気づくりを心がけましょう」と、再び握手を交わした。
昼食会、共同記者会見、合意文がない「3無」会談と韓国で皮肉られた。会談後に朴氏が「これからどちらに行かれますか」と尋ねた。安倍首相が「焼き肉を食べに行きます」と答えると、普段、青瓦台で食事をとる朴氏は、一国のリーダーが気軽に外食する姿に驚いた表情をみせた。焼肉店で安倍首相はくつろいだ様子で霜降りロースに舌鼓を打った。
>政府予算を使ってNPO(非営利組織)が元慰安婦に医薬品などを届けている事業
詳しくはこれ↓で
韓国通信社『聯合ニュース』が日経を引用して〈安倍「できないことはできない」...首脳会談で慰安婦の法的責任に一線を引く〉と報道したのをはじめ、いくつかの韓国メディアが報道しているようですが、また韓国政府・マスコミがファビョりそうなネタですね。
Voice(ボイス) 2015年 11月号

>政府予算を使ってNPO(非営利組織)が元慰安婦に医薬品などを届けている事業
詳しくはこれ↓で
2013年08月05日
韓国通信社『聯合ニュース』が日経を引用して〈安倍「できないことはできない」...首脳会談で慰安婦の法的責任に一線を引く〉と報道したのをはじめ、いくつかの韓国メディアが報道しているようですが、また韓国政府・マスコミがファビョりそうなネタですね。
Voice(ボイス) 2015年 11月号


これまでに日本は莫大な援助をしをしてきた。