(朝鮮新報 朝鮮語 2016/01/07)

最終勝利を早めるための戦略的決心

朝鮮労働党の戦略的決心に基づいて6日、朝鮮の初の水素爆弾実験が行われた。きっぱりと正面から受けていく攻撃戦で反米対決戦と社会主義強盛国家建設で最終勝利を成し遂げようとする自主強国の気概が明確に誇示された。

並進路線に基づいて

朝鮮は過去に3度核実験を行った。2006年10月と2009年5月、2013年2月に行われたのは核分裂によって発生するエネルギーを利用した原子爆弾の実験であった。核融合技術による水素爆弾の実験は朝鮮の核武力発展のより高い段階である。水素爆弾の威力は一般的な原子爆弾の威力より数百倍も大きい。弾頭の小型化、軽量化も簡単に実現することができる。

最初の核実験から約10年で朝鮮は水素爆弾まで保有する核保有国の戦列に立った。

朝鮮の水素爆弾実験を予告する兆候は数年前からあった。《労働新聞》2010年5月12日付は、朝鮮の科学者が提起されている数多くの技術的問題を100%自らの力で解決して核融合反応を成功させる誇らしい成果を収めたと伝えた。

一方、アメリカが核航空母艦と核戦略飛行隊まで動員して朝鮮半島情勢を戦争前夜の厳重な段階に追い込んだ2013年3月、平壌で開かれた朝鮮労働党中央委員会全員会議では、経済建設と核武力建設を並進させるという新たな戦略路線が討議決定された。

今後、アメリカの核戦争の脅威が中断されずに続くならば、核融合技術と核抑制力強化路線が結びついて水素爆弾開発に拍車がかけられるだろうということは自明なことである。

2013年3月の全員会議の報告は、経済建設は強力な軍事力、核武力によって担保されてこそ成果的に進行することができるとし、精密化、小型化した核兵器とその運搬手段をより多く作って核兵器技術を絶えず発展させて、《より威力と発展した核兵器を積極的に開発しなければならない》と強調していた。

機会を逃したアメリカ

冷戦時代に《自衛》を名分として水素爆弾を開発、実験して何の《制裁》も受けなかった大国が、今日は朝鮮の水素爆弾実験を是非しているが、当然朝鮮にも国の自主権と民族の生存権を守るために自衛的措置を取る権利がある。さらに朝鮮の長い間の交戦国であるアメリカは世界最大の核保有国だ。戦争相手が恒常的に核の脅威を加えてきている条件では朝鮮も核武力を可能な限り質量的に固めていかなければならない。

朝鮮労働党が水素爆弾実験の断行という戦略的決心をすることになった要因は、アメリカの時代錯誤的な対朝鮮敵対視政策にある。

昨年1月にしても、朝鮮はアメリカが南朝鮮との合同軍事演習を臨時中止する場合、核実験を臨時中止することができるという立場を明らかにして平和対話を提案した。ところがアメリカは朝鮮の提案を無視した。

昨年8月には、アメリカと南朝鮮の合同軍事演習が敢行される渦中に、朝鮮半島はもちろん北東アジア全体を動乱の渦の中に追い込む恐れのある一触即発の危機が醸成された。武力衝突の危機が南北高位級の緊急接触を通じて収拾がついた後、朝鮮は南朝鮮軍の戦時作戦統制権を握っているアメリカに対し8月事態の教訓に学んで有名無実化された休戦協定を平和協定に変更することを促した。平和協定締結で戦争状態に終止符が打たれていたら朝鮮半島の安全環境は劇的に改善されただろう。

しかしアメリカは平和協定締結をあくまでも反対した。世界覇権のための戦略的な中心をアジア太平洋地域に回して朝鮮を1次的な攻撃目標にしたアメリカは、日本、南朝鮮との3角軍事同盟の構築に注力した。

第2次朝鮮戦争の勃発を防ぐ盾の必要性がますます大きくなった。そして核実験の臨時中止に関する重大メッセージが米国側に伝えられて1年が過ぎた時点で朝鮮の水素爆弾実験が断行された。

平和的環境の醸成

今年、朝鮮では36年ぶりに党大会が開かれる。意味深い年の新年の辞は《朝鮮労働党第7回大会が開かれる今年、強盛国家建設の最盛期を開こう!》と闘争スローガンを提示した。経済強国建設に総力を集中して国の経済発展と人民生活向上で新たな転換を起こすことが今年の最優先課題として出発している。

無尽強大な戦争抑制力を備えてこそ平和な環境で経済建設を促すことができる。2016年1月の水素爆弾実験は朝鮮式経済復興の本格化を知らせる信号弾でもある。

アメリカとその追従勢力は朝鮮の水素爆弾実験を掛けて《制裁強化》に対し騒ぎ立てているが、今までも敵対国の封鎖策動は自強力第一主義の旗を揚げた朝鮮の前進を遮ることができなかった。水素爆弾まで保有した核保有国には自らの力と技術、資源で人民の理想を実現していくという自身満々な度胸がある。(機械翻訳 若干修正)


この記事は朝鮮総連機関紙『朝鮮新報』の朝鮮語版にはありますが日本語版にはないようですね。


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