(イーデイリー 韓国語 2016/03/21)

次世代韓国型戦闘機がややもすると“時代遅れ”に転落するかもしれないという懸念の声が出ている。戦闘機の心臓の役割をするエンジン分野の技術を海外に依存したため、最新技術の確保が難しいというのである。海外の防衛産業企業の技術移転の約束も論議の対象である。

去る1月に始まった韓国型戦闘機(KF-X)開発事業は2026年まで続く事業である。開発が完了すれば2032年までに120機を量産して空軍に配置する計画である。開発費は約8兆ウォン、量産費は約9兆3000億ウォン(機あたり778億ウォン)で、檀君以来最大規模の武器開発事業と評価される。

このうち、エンジン部分は海外から技術を持ち込み、技術協力生産方式で行う予定である。政府は今回の武器開発事業を通じて試作機6機と予備エンジン分を含めて15基のエンジンを確保する。防衛事業庁はこの事業に約2億ドル(約2325億ウォン)の予算を配分した。120機の双発エンジン戦闘機を量産目標にしており、国内量は補充分を含め260基だ。総量産費のうちエンジン部分が約30%ほどを占める。

◇GE、新技術置いて旧型製品を提案

だが、戦闘機エンジンを提案した企業らが最新技術でなく過去の製品を提案し、技術移転の約束もまた言葉を変えて論議が起きている。

ゼネラル・エレクトリック(GE)がK-FX搭載用エンジンとして提案した基本型は『F414-400』である。1980年代に開発した『F404』を母胎にした製品である。F404はアメリカ海軍の艦載機『F/A-18ホーネット』のために開発したエンジンである。改良型戦闘機である『F/A-18E/Fスーパーホーネット』に搭載した『F414』は原形モデルであるF404より推進力を35%ほど高めたのが特徴である。短い滑走路で離陸しなければならない艦載機の特性上、最大推進力が競合製品であるユーロジェットのエンジンより高い。

GEは今回、既存のF414-400をアップグレードして推進力を最大10%まで高めることができる『F414-KI』をK-FXエンジンとして提案した。

問題はこのエンジンの性能がGEが保有する最新型のエンジンに比べて相対的に性能が落ちるという点だ。

GEは競合会社であるユーロジェットが提案した『EJ200』の対応製品として最新型である『F414-EPE』を前面に出しながらも、F414-KIがわが軍が要求するエンジン性能を満たしているという理由に新型モデルの代わりに旧型モデルを提示したのである。

特に新しく開発した『セラミック複合素材(CMC)』も適用しなかった。CMCで製作したブレード(圧縮機やファンの翼)は従来の超耐熱合金より20%さらに高い温度に耐えることができ、重さは合金の3分の1にしかならない。この技術を適用すればはるかに軽くて燃料消費が少ない戦闘機の開発が可能である。

GEはCMC技術を今年、民間航機用エンジンにも適用する予定である。しかし、KF-X事業には既存の旧型エンジンのソフトウェアアップグレードだけ提示した。ただし、GE側は今後、エンジンアップグレード過程で新素材技術などを反映できるという立場である。

現在GEは、燃料消費率は以前のエンジンに比べて25%低く、推進力は最大10%高い最新型エンジン(3気流適応型サイクルエンジン(ACE))も開発した状態である。燃料効率が顕著に高く、このエンジンを装着すれば戦闘機の作戦半径が35%まで拡大する。

匿名を要求した武器体系専門家は「新素材適用エンジンは全体の形状は変わらず、ファンの素材だけ変わるので、今後、次世代開発過程で適用することができる」とし「新素材適用についてGE側が価格を高くした場合、すでに戦闘機の構造がGEのエンジンに最適化されている状況なので問題になる可能性がある」と述べた。16年後に使用する戦闘機が予算問題で時代遅れのエンジンを使用しなければならない状況に置かれるかもしれないということである。この専門家は「今から新技術適用について協議をしなければならない」と助言した。

これに対して防衛事業庁関係者は「K-FXの性能基準を変更するには空軍で必要性を提起した後、合同参謀本部の決定を経なければならず、防衛事業庁まで来るのに少なくとも1年以上かかる」とし「老朽化した戦闘機の交替による空軍の戦力空白を最小化するためには現在の計画でも日程がギリギリな状況」と難色を示した。

◇ユーロジェット、100%技術移転の言葉を変える

ユーロジェットも技術移転に関して言葉を変えたという指摘が出ている。ユーロジェット側は去る2014年、国内メディアとのインタビューで「KF-Xエンジンを100%国産化する案について協議する準備ができている」と明らかにした。昨年、韓国を訪問したクレメンス・リンデン(Clemens Linden)CEOもまた「エンジンの核心技術を韓国に移転する」とし「膨大な規模の技術移転パッケージを提案する」と述べた。

こうしたユーロジェットの立場表明はわが軍当局に100%の技術移転を行うことができるという意味と受け止められてきた。だが、今回の入札で実際にユーロジェットが提案した技術移転割合は58%程度である。数値的にだけ見ればGEと似たような水準である。

これに対してユーロジェット関係者は「アメリカ政府の輸出規制(ITAR)を受けておらず、競合会社より積極的に技術移転ができるという意味だった」と釈明した。

このような論議についてK-FX開発の主管企業である韓国航空宇宙産業(KAI)関係者は「エンジンは燃料消費が少なくて推進力が上なのが良い製品であり、エンジンが旧型か新型かというのは重要ではない部分」とし「すでにこれについての評価基準があるので、それに合わせて適切な機種を選定するだろう」と述べた。

KF-Xのエンジン機種は4月中に決定される。KAIがエンジン機種を選択し、これを防衛事業庁に提案すれば承認過程を経て、6月頃に最終契約を締結する予定である。(機械翻訳 若干修正)


(イーデイリー 韓国語 2016/03/21)

(略)ユーロジェットは核心技術を韓国に移転するかのように広報しながら言葉を変えたという批判を受けている。ユーロジェットは技術移転割合を58%で最終提案した状態である。

ユーロジェット関係者は「全面的に技術移転に協力するという意味であり、100%の技術移転を約束したことはない」とし「コミュニケーション上の誤解」と釈明した。

軍関係者は「両製品ともわが軍の作戦性能要求(ROC)を満たしてはいるが、最新技術が抜けており残念」とし「技術移転に対する確約と履行されるかどうかを監視するシステムが必要である」と述べた。(機械翻訳 若干修正)


甘言を自分に都合よく解釈しながら既成事実と思い込んでいただけですね。

「裏切られたニダ」と思っているんでしょうが・・・


航空ファン 2016年5月号
B01AO0Z7Q2