(NHK 2016/04/11)

長崎県対馬市から盗まれ、その後、韓国で見つかった仏像が、「中世に日本側に略奪されたものだ」という訴えを受けて返還されていない問題で、韓国文化財庁は「略奪されたと断定するのは困難」という調査結果を出していたことが分かりました。これを踏まえて、韓国の検察が返還を巡ってどのような判断をするか注目されます。

この問題は2012年に対馬市の寺や神社から盗まれた仏像のうち、韓国国内で見つかった「観世音菩薩坐像」について、日本政府が返還を求めているものです。

この仏像を巡っては、韓国の寺の信者らが「もともと倭寇に略奪されたものだ」と訴え、韓国の裁判所が2013年2月に返還を差し止める仮処分を決定しています。

韓国の法律では、仮処分から3年間、裁判が起こされなければ、検察などが裁判所に対して処分の取り消しを申請することができますが、3年が過ぎた現在も、そうした申請が行われていません。

「観世音菩薩坐像」について、NHKは、韓国の情報公開制度に基づき、韓国文化財庁が検察からの依頼でまとめた調査報告書を入手しました。この中で、韓国文化財庁は「倭寇に略奪された蓋然性は高いものの、それを断定することは困難」という結論を出していたことが分かりました。

韓国の検察はこの調査報告書を踏まえて、仏像の返還手続きを始めるかどうか決めるものとみられ、どのような判断をするか注目されます。


聯合ニュースをはじめ韓国メディアがNHKの記事を引用しながら報じていますが、韓国政府や市民団体はどうするんですかね。

とりあえず韓国政府としては総選挙(4/13)までは触れたくなかったでしょうね。


2016年03月31日
2016年02月24日
日本の仏像
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