(MBNニュース 韓国語 2016/05/28)

【アンカーコメント】
昨日(27日)午後、日本東京羽田空港で大韓航空旅客機の左側エンジンで火災が発生して乗客が皆脱出する事故が起きました。航空機に搭乗していた乗客は大韓航空側の事故対応が不十分だったとして不満を噴き出しました。ペ・ジョンフン記者が取材しました。

【記者】
昨日(27日)午後12時37分頃、日本東京羽田国際空港。空港消防隊が大韓航空旅客機に火災鎮圧用化学物質を混ぜた放水砲を撃ち続けました。金浦空港に向かおうとしていた大韓航空旅客機の左側エンジン排気口から火が出たのです。

2016529001

2016529002

319人の乗客と乗務員は緊急避難し、事故が起きて11時間ぶりに金浦空港に到着しました。

2016529003

脱出する過程で負傷した航空機乗客は避難を誘導する過程はもちろん、負傷者への対応もスムーズでなかったと主張しました。

▲インタビュー:キム某さん/事故飛行機搭乗客
「(避難誘導がうまく行われず)おばさんたちは倒れて、(脱出スライドの)上に重なって重なって、しばらくおよそ40分以上は外で待って、(ケガしたが)救急車も来なくて…。」

事故飛行機に多数搭乗していた日本人乗客も不満を表わしました。

▲インタビュー:コイケ/事故飛行機搭乗客
「日本語ができる乗務員が1人しかなかったし、(情報が不足した日本乗客は)みんな混乱した状態でした。」
(動画では:乗客・・・日本人が一人しかいなかったんで・・・みんなパニックになっていたと思うんですけど指示もものすごく曖昧で)

幸い死亡者はいなかったが10人余りの負傷者が発生したうえ、避難状況での対応が不十分だったことが明らかになったのです。

まだ正確な事故原因は明らかになっていない状況で、大韓航空の事故対応能力が俎上に上ることになりました。MBNニュースのペ・ジョンフンでした。(機械翻訳 若干修正)


(NHK 2016/05/27)

(略)避難について指示なし

後方の左側の座席に座っていた70代の乗客の男性は「離陸する寸前に『どーん』という大きな音がして、何があったのかと思っていたら1、2秒後に左エンジンから火が燃え上がったのが見えて急ブレーキがかかった。その後、機内のアナウンスで『少し様子を見て、この飛行機はまた離陸し直します』と言ったので、火が出ているのに冗談じゃないと思った。また、避難についてもスタッフから一切指示がなく、乗客はみな自分の判断で避難していた。私は脱出するときに地面に手をついて左手にすり傷のけがをしたが、ほかにもけがをしている人がいた」と話していました。

シューターにサポートなし

火が出た主翼に近くの場所に乗っていて脱出の際、膝をすりむくけがをしたという68歳の日本人女性は「『炎が上がった』という声で窓の外を見たら煙が充満しているのが見えた。ただ事ではないと思い、非常口が開いたので必死に脱出シューターで飛び降りたが、すごいスピードが出てこわかった。地面でお尻を打つと思って体をひねったところ、左ひざを地面に強打してすりむいてしまった。シューターの上にも下にもサポートする人はおらず、危険だと思った」と話していました。

「爆発するかも」機体から離れるよう指示

機体後方の右側の座席に座っていた21歳の日本人女性は「最初は何が起きたかわからなかったが、『再離陸を試みる』というアナウンスがあった。それが『避難してください』という内容に変わり、窓から白い煙があがるのが見えたのでただ事ではないと思った。避難したあと、消防隊員が爆発するかもしれないので機体から離れるように指示していた。風も強く、雨も降っていたので、とても寒かった」と当時の様子を話していました。


(ZAKZAK 2016/05/28)

(略)今回の事故では、航空会社の対応にも疑問の声が挙がる。緊急停止後に脱出用シューターが開かれたが「乗務員は韓国語と英語ばかりで、日本語での避難誘導は聞こえなかった」(乗客)との声も。韓国語が通じない乗客に焦った様子で身ぶりを交え脱出を促す乗務員もいたという。

 脱出する乗客のサポートも不十分で、「日系の航空会社なら、シューターの両脇で乗務員がサポートする。しかし、今回はそうした対応が取られなかったようだ」(先の伊藤氏)。

 大韓航空は、2014年12月、創業家出身の副社長(当時)が、機内サービスのナッツをめぐって乗務員に暴言を吐き、離陸を遅らせた「ナッツリターン騒動」の影響などで「経営状態が悪化している」(業界関係者)とも伝えられる。今後の対応次第では経営危機をさらに加速させかねない。


(共同通信/日刊スポーツ 2016/05/28)

 羽田空港を離陸滑走中に出火事故を起こした大韓航空のボーイング777は、緊急脱出に使うシューター1カ所が正常に展開しなかったため、使用できなかったことが28日、分かった。当時、客席は満席に近く、全てのシューターが使えればより早く脱出できた可能性がある。

 シューターで滑り降りる際にけがをした乗客もおり、運輸安全委員会は機長や客室乗務員らから事情を聴取。今後、緊急脱出の状況や機体の整備状況なども含め、詳しい原因調査を進める。

 シューターは、運航中のモードになっているドアを開くと自動的に展開する。ボーイングの資料によると、風速が12・8メートル以下なら、どの方角の風を受けても使用できるよう設計されている。

 緊急脱出の際、左右に5カ所ずつあるドアのうち、エンジンの消火作業をしていた左側は最前方1カ所、右側は全5カ所のドアが開かれた。しかし、乗客の証言や、乗客が撮影した映像によると、右側最後部のシューターは風になびいてしまい、脱出に使えなかった。

 羽田空港にある東京航空地方気象台によると、事故が起きた前後の27日午後0時半~1時の風は9・2~10・8メートルで、展開には問題のない範囲だった。シューターを膨らませるためのガスの圧力が不足していたか、シューターに傷が入るなどして十分に膨らまなかった可能性がある。

 乗客は302人で、全338席の客室はほぼ満席。大韓航空は「使用できない状態だったことは把握しているが、原因は確認中」としている。


これでフラッグ・キャリア(その国を代表するとされる航空会社)なんですよね。
B00N8FEEHY