出るわ出るわ「韓国製」の危ない話
(週刊ポスト2016年6月17日号 2016/06/06)
大韓航空の発火事故だけをもってして、「韓国製は危ない」などと騒ぐのは早急だ。しかし、調べれば調べるほど最近の韓国製品は、安全性を疑わざるを得ない事故のオンパレード。「日本を超える技術立国」と威張っているが、その実態は呆れるばかり。
「ブレーキ踏んだのに急加速」
「機体が緊急停止した後、『ただ今、再度離陸の許可を待っています』とアナウンスが流れ、客室乗務員は笑顔だったので安心したのですが……。消火活動で窓が白くなったのを機内から見て、恐怖を感じました」
5月27日、時速100㌔以上で羽田空港を離陸滑走中の大韓航空機を襲った「発火事故」。一歩間違えれば大惨事だったこの機体に乗り合わせた40代女性は恐怖の体験をこう証言した。
出火したエンジンは米国製だが、大韓航空機側の整備や定期点検が不十分だった可能性が指摘されている。事故原因の究明を巡り、日米韓の運輸安全委員会が合同調査だ。
実はその前日、韓国内でも、市民に衝撃を与える報道があった。
韓国のYTNテレビがヒュンダイ(現代)自動車のSUV「サンタフェ」の車載カメラが記録した事故映像を放送した。その映像では、赤信号の手前で減速したはずの車が突然、轟音を立てて加速し、前方の車に追突。運転手や同乗者が悲鳴をあげるなか、車はいったんバックした後、再び急加速して前方の車に突っ込むことを2度繰り返した。
韓国メディアによると、この車は今年1月に購入したばかりの新車。運転手は「ブレーキを踏んだのに急加速した」と話したという。
映像を見た韓国のネットユーザーから「欠陥車じゃないか」「ヒュンダイは大丈夫か」との声が殺到。事態を重く見た警察は、国立科学捜査研究院に事故原因の調査を依頼した。
自動車業界に詳しい経済ジャーナリストの福田俊之氏がいう。
「ヒュンダイをはじめ韓国企業は日本や海外の技術を真似して、安い人件費で製品を大量生産する〝二番手商法〟を進めてきたが、その安全性に疑問の声が上がっています」
ヒュンダイヘの不安が顕在化したのは3年前だ。
13年1月に発売されたサンタフェはヒット商品となったが、同年夏ごろから「トランクや後部座席が雨漏りする」との苦情が相次いだ。
あり得ない失態にヒュンダイは公式に謝罪し、リコールに応じた。だが、納得しないユーザーは新車との交換を求めてソウル中央地裁に提訴する騒動となった。
今年に入ってからもヒュンダイは、最高級車の「エクウス」「ジェネシス」でワイパーが正常に作動せず、安全運行に支障を与えかねないとしてリコールした。
日本でも自動車メーカーの燃費偽装などが発覚しているが、本場・米国での安全性評価では日韓の差は歴然。米高速安全保険協会が昨年末に発表した自動車の安全性評価で、最高評価基準を満たした全48車種のうち、日本車が30車種に対して韓国車はわずか2車種のみだった。
問題は自動車だけでない。昨年2月に開通した韓国高速鉄道(KTX)の新型車両は開通初日の運行中にウォッシャー液注入ロのカバーが外れた。この時、職員は「応急処置」としてカバーをガムテープで固定して運行を続けた。
KTXは信号装置の異常や電気供給の中断などのトラブルも相次ぎ、開通2週間で半分以上の電車が定時に到着しなかった。これに韓国のネットユーザーは「開通初日からガムテープだなんて……」「どうか事故が起きませんように」と嘆くばかりだった。
トラブル対応でさらに驚くのは、14年1月lこ発生した韓国の格安航空会社・イースター航空のケースだ。
同機のフライト中、後部ドアが聞いているという警告灯が点灯すると客室乗務員がドアに直行。機長の命令により、この乗務員がドアのハンドルを手で押さえたまま運航するという「荒業」に出たのだ。
着陸後も同社の整備員は問題のドアを細かく調査せず、ドアのハンドルをテープで止めただけで同機は次の目的地に飛び立った。
リニア運行開始8分で急停止
今年2月に開通した「リニアモーターカー」でも、トラブルが起きた。
韓国が「世界で2番目に商用化された」と大々的に宣伝していた国家プロジェクト(※)だが、運行開始からわずか8分でガタガタと音を立てて、線路上に急停止した。制限速度を超えたため急ブレーキがかかったとのことで、無人運転における不安が露呈した。
※韓国のリニアは、実際には愛知万博の「リニモ」、中国の浦東空港‐上海間に続き3番目だが、中国は「ドイツの技術」「都市型ではない」「運転士がいる」という理由でカウントせず、「世界で2番目」をアピールしている。
そもそも韓国のリニアは12年8月に試験運転を始めたが、当時585件もの欠陥が見つかり、開通は無期限延期された。昨年12月の段階でも約20件の欠陥が残っていたが、半ば強引に開通に踏み切っていた。開通20日後にも電気ケーブルの出火で全線運行停止になるなど、散々なスタートとなった。
加湿器で死傷者200人以上
もっと怖いのが、韓国の「生活用品」だ。加湿器の殺菌剤に含まれていた有害物質で200人以上の死傷者が出る大惨事が起き、製造企業の元社長らが5月31日に業務上過失致死などの罪で起訴されたばかり。「家庭内のセウォル号事件」として社会問題になっている。
韓国製品の危険性は、世界中で報告されている。
昨年6月、豪州・ニューサウスウェールズに住む女性の利用するサムスン製の洗濯機が爆発した。洗濯機の上部は真っ黒焦げになり、洗濯機が置かれた周囲の住居が損傷した。この洗濯機は中国でも当局から回収命令が出ている。
日本への影響が心配なのは冷蔵庫だ。03年9月から05年4月にLG電子が製造した日本専用モデルの冷蔵庫から出火する事故が相次いでいる。
14年には長崎県でLG製冷蔵庫から発火し、火災で利用者の自宅が全焼。今年に入ってからも沖縄県で出火事故が発生している。
また韓国国内では、製造側のモラルが消費者から問題視されている。
昨年末に電気カーペットや電気クッションなどの発熱量や表面温度が基準値をオーバーし、発火や火傷の恐れがあるとして計26製品がリコールされた。大半の製品は主要部品が故意に改鋳されていたことが発覚し、メーカーと輸入業者が刑事告発される事態となった。LED照明器具も感電や発火の恐れがあるとして、今年2月に81製品がリコール。こちらも主要部品が承認時とは異なる様式に変更されており、国内メディアから厳しく批判された。
韓国に詳しいジャーナリストの室谷克実氏が解説する。
「韓国の生産現場には昔から〝ケンチャナヨ(細かいことは気にしない)精神〟があり、安全性に対する意識が希薄なところがある。今後も、こうした事故が起きないとはいえません」
「炎上」は韓国内だけにしてほしいものだ。
これで韓国製品が日本で売れない原因は、「日本市場の閉鎖性にあるニダ」と言うのだから勘弁してほしいですね。
週刊ポスト 2016年 6/17 号 [雑誌]これで韓国製品が日本で売れない原因は、「日本市場の閉鎖性にあるニダ」と言うのだから勘弁してほしいですね。

