(朝鮮日報 韓国語 2016/09/13)

コレイル(韓国鉄道公社)が運営するKTX(韓国高速鉄道 Korea train express)の実際の運行速度が平均時速150~190kmにとどまっており、高速鉄道の機能を喪失しているのではないかという指摘が出ている。ソウル~釜山間で6駅に停車する京釜線KTXは平均速度が時速148.2kmで最も遅く、龍山~光州松汀間で5駅に停車する湖南線KTXも平均時速154.5km水準と明らかになった。鉄道専門家たちは「KTXが高速鉄道本来の機能を行えるように対策が用意されなければならない」と指摘する。

◇自分の速度出せずに走るKTX

12日、コレイルと鉄道技術研究院などが国会国土交通委員会パク・ワンス(セヌリ党)議員に提出した資料によれば、京釜線で3駅(大田・東大邱・蔚山)に停車するKTXと湖南線で3駅(光明・天安牙山・益山)に停車するKTXも平均時速が176~191km水準と把握された。現在、京釜線・湖南線に投入されている『KTX列車』と『KTX-山川(サンチョン)列車』はすべて最高速度が時速300kmだ。高速鉄道が走る線路も京釜線は最高時速305km、湖南線は時速350kmまで走れるように建設されている。

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KTXがこのように自分のスピードを出すことができない理由は大きく2つである。

まず、京釜線は最大6か所、湖南線は最大5か所の停車駅のためである。韓国鉄道技術研究院によれば、停車駅が一つ生じるたびにKTXの全体運行時間は6~7分ずつ長くなることが分かった。時速300kmで走っている列車が完全に停止する時間、乗客を乗せる停車時間(2分)、再び速度を300kmまで上げる時間を加えた時間だ。

最近、京釜線と湖南線の停車駅がある地方自治体などから「停車回数を増やしてほしい」という要求が提起されており、KTXがさらに遅くなることになるかもしれないという懸念も出ている。国土交通部(省に相当)関係者は「最近では新しい停車駅を作ってほしいという要求よりは駅ごとに“停車回数”を増やしてほしいという要求が多い」とし「該当地域住民の便宜も確保しなければならないだろうが、停車回数が増えるほど列車利用客が時間の損害を被ることになる」と話した。

◇“エクスプレス”高速鉄道など様々な運行方式の検討が必要

一部の鉄道専門家は「KTX本来の機能を生かすために停車駅を一つ程度だけで運営する“エクスプレス”列車などを運営する必要がある」と話す。コレイルは実際、2010年12月から昨年4月までソウル~釜山KTX無停車列車を運行したが、平均乗車率が43.3%と低く、「収益性が低い」などの理由で運行を中断した。

これと関連し、ある鉄道専門家は「KTXもソウル地下鉄9号線のように『急行』と『緩行』と分けて運営するのも方法」としながら「『急行』サービスは一種のプレミアムサービスとして高い価格を受けるようにする案などを検討してみる必要がある」と話した。この場合、利用客が多い停車駅1か所程度だけに停車すると、平均速度を時速200km以上に引き上げることができ、現在最大2時間50分かかるソウル~釜山のKTXの運行時間を2時間10分程度に、30~40分短縮できるというものである。代わりに一般KTXの料金は下げて収支の均衡を合わせれば利用客の不満も減らすことができる。

高速鉄道と一般鉄道が一緒に走る区間を減らし、高速鉄道専用線路を早急に敷設しなければならないという指摘も出ている。国土交通部関係者は「専用線路がなければKTXは該当区間で一般列車と同じく速くても最高時速150kmで走るしかない」としながら「光明~ソウル、木浦~光州松汀区間の線路改良事業を急ぐ方針」と話した。

政府は、今後10年以内に線路に対する大きな投資なしに電車線・信号システムなどの改善だけで、次世代高速鉄道『海霧(ヘム)(HEMU-430X)』を投入できるのかなどの研究を進めている。鉄道技術研究院などが開発した『海霧』は運行最高時速370km(設計最高時速430km)で、現在のKTX列車よりはるかに速く走ることができる。今後の研究・開発を通じて『海霧』の運行最高速度を時速400km水準まで改善させれば、ソウル~釜山を1時間30分で走破することも可能になる見通しである。(機械翻訳 若干修正)
※ソウル~釜山(京釜線)には専用線のみ運行する系統と在来線を利用する系統があるようです。


JR東日本でも在来線を一部走っているのは、これ↓ですから、専用線のみにしないかぎり限界そうですね。
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