(朝日新聞 2017/12/17)

 北朝鮮が11月29日に新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星(ファソン)15」を発射した際、日本が韓国に電話での防衛相会談を持ちかけたが断られていた。日韓関係筋が明らかにした。日米韓協力が軍事同盟に発展しないよう求めている中国側に配慮したとみられる。

 日本側は、火星15の発射直後から、小野寺五典防衛相と韓国の宋永武(ソンヨンム)国防相の電話会談を韓国に打診した。北朝鮮の軍事挑発に対し、日韓や日米韓の防衛協力と結束を示す狙いがあったという。

 ただ、韓国側は、大統領府での対策会議や国会対応などで多忙だとして、積極的な対応を見せなかった。結局、タイミングを逃して会談は成立しなかった。

 韓国は、北朝鮮が5月14日に弾道ミサイル「火星12」を発射した直後には、稲田朋美防衛相と韓民求(ハンミング)国防相(いずれも当時)との電話会談に応じていた。

 韓国側が5月当時と態度を変えた背景には、中韓関係の変化がありそうだ。米軍の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD〈サード〉)の韓国配備で関係が冷却していた両国は10月31日、関係改善の文書を共同発表。中国は、日米韓軍事同盟を阻止する強い決意を示した。 文在寅(ムンジェイン)韓国大統領も11月3日、日米韓協力について「3国軍事同盟の水準に発展することは望ましくない」と述べていた。(ソウル=牧野愛博)


↑は、なぜか昨日配信の記事↓から最後の一文を消して再掲載しているんですね。

(朝日新聞 2017/12/16)

 北朝鮮が11月29日に新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星(ファソン)15」を発射した際、日本が韓国に電話での防衛相会談を持ちかけたが断られていた。日韓関係筋が明らかにした。日米韓協力が軍事同盟に発展しないよう求めている中国側に配慮したとみられる。

 日本側は、火星15の発射直後から、小野寺五典防衛相と韓国の宋永武(ソンヨンム)国防相の電話会談を韓国に打診した。北朝鮮の軍事挑発に対し、日韓や日米韓の防衛協力と結束を示す狙いがあったという。

 ただ、韓国側は、大統領府での対策会議や国会対応などで多忙だとして、積極的な対応を見せなかった。結局、タイミングを逃して会談は成立しなかった。

 韓国は、北朝鮮が5月14日に弾道ミサイル「火星12」を発射した直後には、稲田朋美防衛相と韓民求(ハンミング)国防相(いずれも当時)との電話会談に応じていた。

 韓国側が5月当時と態度を変えた背景には、中韓関係の変化がありそうだ。米軍の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD〈サード〉)の韓国配備で関係が冷却していた両国は10月31日、関係改善の文書を共同発表。中国は、日米韓軍事同盟を阻止する強い決意を示した。 文在寅(ムンジェイン)韓国大統領も11月3日、日米韓協力について「3国軍事同盟の水準に発展することは望ましくない」と述べていた。関係筋の一人は、韓国国防省が大統領府の意向に配慮したとの見方を示した。(ソウル=牧野愛博)


ムン大統領が分かりやすく姿勢を示してくれるのは良いことですね。