(朝日新聞 2018/01/18)
2002年6月、東京・新大久保。韓国料理店の駐車場に設置された大型スクリーンに、日韓サッカーワールドカップ(W杯)で快進撃を続ける韓国代表の試合が映し出された。「テーハンミングッ(大韓民国)」と声援を送る韓国サポーターに交じり、青いタオルを掲げた日本サポーターの姿もあった。
店の名前は「大使館」。メディアに「日韓友好の象徴」として何度も取り上げられた。W杯直前に店を開いた洪性ヨプ(ホンソンヨプ)さん(62)は「街頭応援は『日韓の区別なく応援したい』という若い従業員のアイデア」と振り返る。
新大久保は「韓流」の街として、バスツアーで各地から観光客が訪れるようになった。ソウルで生まれ「日本の植民地時代を経験した母や祖母から、日本の悪口を聞かされて育った」という洪さん。「日本と韓国があんなに仲良くしたの、初めてじゃない? W杯があったから新大久保が大きくなった。それは間違いないね」
W杯、その後の「韓流ブーム」。日本の視線を、在日コリアンはどう受け止めてきたのか。
大阪市で韓流イベントMCをしているチョ幸世(チョヘンセ)さんは、広島に生まれ育った韓国籍の在日3世。「Kポップやドラマは純粋にレベルが高かった。国同士の政治的なしがらみを超えて、多くの日本人が韓国の文化を楽しむ姿がありがたかった。自分のルーツを誇らしく思った」と話す。
一方で、在日3世のフリーライター、朴順梨(パクスニ)さん(45)は、日本人を熱狂させる韓流タレントに感心しつつ、日韓の複雑な歴史が置き去りにされていると感じた。「歴史的なことはいいからエンタメとして楽しみましょうということなのか。日本人の視界にあるのは遠くにある韓国で、すぐ隣にずっと住んでいる在日コリアンの姿は見えていないんじゃないか」。そんな思いがぬぐえなかった。
* 〈13年、新大久保でヘイトスピーチのデモが繰り返される〉
歴史的な経緯から永住資格が認められている在日コリアンを非難する団体が「韓国人をたたき出せ」と威嚇するようになった。
「うちの前で、慰安婦だ何だって叫ぶの。もう怖かった。お客さんが少しずつ減り始めて、新大久保は人がいない街になった」と洪さんは言う。「新宿韓国商人連合会」の集計では、新大久保の韓国系商店の数は、13年の628店をピークに、17年4月には384店にまで減った。「大使館」も閉店に追い込まれた。
* 〈17年、韓国料理「チーズタッカルビ」が「インスタ映え」するとして女子高生らに大ヒット〉
17年10月下旬、新大久保で、韓国の男性新人グループ5人組「X―TIME」が、歌と踊りや覚えたての日本語を披露していた。人々がサッカーに熱狂した駐車場の跡地で、洪さんが経営するKポップ専門のライブハウス。客席から「可愛い!」と若い女性の歓声が上がった。
一時閑古鳥が鳴いた新大久保だったが、韓国料理店に行列ができるなど客足は戻りつつある。
平昌五輪を前に、慰安婦問題の日韓合意をめぐる韓国政府の対応などで冷え込む日韓関係。しかし洪さんは、五輪で若者の韓国への関心が高まると期待する。「私は心配していない。見ててごらん、その2年後の東京五輪まで、新大久保は人があふれ続ける」。国を超えた応援で盛り上がった街の再来を夢見ている。(この連載は編集委員・中小路徹、高久潤、吉野太一郎が担当しました)
“ブーム”の乗って韓国料理店やライブハウスを粗製濫造してリピーターがいなくなったことも触れないとね。
“ブーム”の乗って韓国料理店やライブハウスを粗製濫造してリピーターがいなくなったことも触れないとね。
2018年01月16日
2018年01月18日

朝鮮人の屈折した本性を知るまでの短期間のことでしょ。