(朝鮮日報 2007/09/02)
韓国最大の二輪車メーカー大林自動車が、第2の跳躍期を迎えている。10年前に比べ3分の1にまで落ち込んでいたスクーターの販売台数は、最近の20代の好みに合わせてデザインを大幅改良することで、再び増加する兆しを見せている。
通貨危機を迎える前までの同社は、国内シェア70%を誇るなど、自他共に認める二輪車市場の最大手だった。しかし2000年代中ごろから、低価格モデルは中国製、高級モデルはヨーロッパ製や日本製に押され、シェアを50%以下にまで落とした。
これを受け大林自は、顧客層である20代の好みに合わせてデザインを刷新したほか、主力製品の性能を根本的に高めるためにひた向きな努力を傾け、こうした危機を克服していった。
◆主力製品の新型モデルを相次いで発売
大林自は今年だけで四つの主力製品を新型モデルに入れ替えた。
まず3月に、これまで多くの人気を集めていたフォルテを大幅に改良し、「ネオ・フォルテ」を発売した。続いて4月には消費者が自由にチューニングすることができるよう開発された新感覚スクーター「ビーボーン」を、6月には125ccの高性能バイク「ロードウィン VJF-I」を、7月には50ccのクラシック・スクーター「ボニータ」をそれぞれ発売。立て続けにヒットを飛ばした。
2007年の新製品である「ネオ・フォルテ」は、排気量125ccのスクーターで、特徴となる斬新(ざんしん)なデザインが人気を呼んでいる。エンジンの出力も10%ほど向上した。また、昨年行われたミュンヘン・モーターショーでも展示され、多くの注目を集めた。
またビーボーンは、チューニングを通じて独自の個性を豊かに表現できる新感覚スクーターとして、若者の間で人気が高まっている。

スクーター「ビーボーン」
20代、30代のファッションリーダーをターゲットに開発された50ccスクーター「ボニータ」は、とりわけ女性層の支持が高い。

スクーター「ボニータ」
この結果、同社の昨年の売上高は前年に比べ3%、今年上半期の売上高は昨年上半期に比べ5%それぞれ成長したという。特にスクーター部門は、半年で月間販売台数が3倍に増えるなど大成功を収めている。
◆顧客の要求に耳を傾けよ
アジア通貨危機を迎えるまで、国内に大林自のライバルはいなかった。韓国政府が国内産業保護を目的とし、125cc以下の二輪車の輸入を規制していたためだ。
しかし通貨危機以降、大量の輸入製品が押し寄せるようになり、状況は一変した。2000年代に入ってからは中国製のスクーターが輸入され、市場は毎年10%以上の成長を続けているにもかかわらず、同社の販売台数は足踏みを続けるばかりだった。
こうした中、このままでは生き残ることすらも難しいと踏んだ大林自は、顧客の声に直接耳を傾けたほか、営業現場に明るい20代、30代の社員を20-30人ずつ選び、03年からBMI(ビジネス・モデル・イノベーション)やMF(マーケット・フォーメーション)などの調査検討チームを組職。市場の要求を再び分析し始めた。
このような過程を通じ、顧客はさらに安くて性能のいい製品、デザインの優れた製品を求めているとの結論に行き着いた。また、二輪車市場の中心が大型車から小型車へと移行しつつあることも分かった。
◆攻撃は最大の防御
大林自は、調査検討チームの分析を基に、20代の好みに合わせたファッション感覚のスクーターなど新たなトレンド製品の開発に全力を投入した。守りという消極的戦法に出るよりも、市場攻略といった積極的戦法を採択することで、中国製の安価なスクーターや、ヨーロッパ・日本製の高級モデルの「はざま」に立たされた「サンドイッチ」状態を切り抜けていった。
また、顧客相手のマーケティングにも大きく手を加えた。現場中心の営業活動やワン・ストップ・サービスを強化したほか、オンライン・コミュニティーや同好会活動も積極的に支援した。このような過程を通じてくみ上げられた顧客からの生の声は、新製品の設計に反映された。
こうした大林自の戦略は、売上高が昨年に続いて今年も大幅な伸びを示したことで、徐々に定着しつつある。同社は2009年までに国内市場シェアを再び70%にまで引き上げるとの目標を打ち出している。マーケティング戦略チームのイ・グォンヨン課長は「主力製品の商品性を高めるという戦略が功を奏したようだ。今後も顧客のニーズを徹底的に反映した新製品を開発し、輸入製品と真っ向から勝負していく」と決意のほどを語った。

>顧客の声に直接耳を傾けたほか、営業現場に明るい20代、30代の社員を20-30人ずつ選び、03年からBMI(ビジネス・モデル・イノベーション)やMF(マーケット・フォーメーション)などの調査検討チームを組職。市場の要求を再び分析し始めた。
「顧客の声に耳を傾けた」らこのデザインになったんですか……。
顧客の声
「ホンダがいいニダ」
「ヤマハがいいニダ」
ってことですか?
ホンダ 「ZOOMER(ズーマー)」

ヤマハ 「Vino(ビーノ)」


「『パクリは失敗しないための方法の一つ』と教授も言っているニダ」
弘益(ホンイク)大学産業デザイン学部の李根(イ・グン)教授は「経営者の対場からみると、数十万台を売らなければならない量産車の場合、デザインが優秀だとの評価が確立した車に倣うのは失敗の確率を減らす方法の一つとなりうる」と述べた。
(「日本車真似た?」韓国でデザイン模倣論争再燃 朝鮮日報 2006/01/06)
この教授の授業内容に興味がありますね。
2006年04月04日
ネットの発達によってアイデアを盗みにくい時代になったニダ
森山 京 いもと ようこ

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