(京郷新聞 韓国語 2019/07/10)

日本メディアが韓国の輸出管理体制に疑問が行く資料を『単独』入手したと10日、報道した。だが、この資料はすでに2か月前に韓国で公開されたもので、戦略物資違法輸出事例を摘発した内容を含んでおり、むしろ韓国が輸出管理をきちんと行っているという証拠という指摘が出ている。日本政府が韓国の輸出管理に「不適切な事案」があるとしながら北韓[北朝鮮]搬出説を流していることを、強引に肩を持とうとする意図と解釈される。

フジニュースネットワーク(FNN)は本日、「韓国から武器に転用可能な戦略物資が不正輸出された案件が、4年間で156件にのぼる」としながら「韓国の輸出管理体系に疑問符がつく実態がうかがえる」と報道した。それと共に「北朝鮮がキム・ジョンナム(金正男)氏暗殺の際に使用された神経剤『VX』の原料がマレーシアなどに、日本の(対韓)輸出強化措置[記事では「輸出優遇撤廃措置」]に含まれるフッ化水素はアラブ首長国連邦(UAE)などに輸出された内訳が出てきた」と伝えた。

古川勝久,国連安全保障理事会対北朝鮮制裁委員会の元パネルはFNNに「大量破壊兵器関連の規制品を巡る輸出規制違反事件がこれほど摘発されていたのに、韓国政府がこれまで公開していなかった事実に驚いている」とし「韓国を『ホワイト国』として扱うのは難しいのではないでしょうか」と述べた。

だが、FNNが“単独”と公開した資料は去る5月、韓国のある新聞がチョ・ウォンジン大韓愛国党(現 わが共和党(ウリ共和党))[6月24日改名]議員が産業通商資源部[省に相当]から提出させた資料とし、記事化したのだ。この資料は韓国当局が戦略物資違法輸出事例を摘発し、行政処分を下した内容をまとめたものだ。むしろ韓国政府が輸出管理を着実にしているという傍証だ。

産業通商資源部は「例年報告書を通じて、戦略物資の無許可輸出の摘発および措置現況を毎年透明に公開しており、詳細内訳を常に国会に提出している」としながら「むしろ戦略物資輸出管理制度が効果的で透明に運営されているという証拠」と反論した。産業部関係者は「ワッセナー協約に基づき国際社会に報告している実績」と説明した。産業部によれば、戦略物資輸出統制体制に参加する他の国々も無許可輸出の摘発実績と主な事例を公開しているが、日本は総摘発件数を公開していない。

FNNは、日本政府の輸出規制措置を最初に報道した保守・右翼指向の産経新聞系列の会社だ。最近では与党幹部の口を借りて『フッ化水素の北朝鮮搬出説』を報道した。

野上浩太郎官房副長官は本日の定例記者会見で、該当資料が規制強化措置に影響を与えたのか問うFNN記者の質問に、「韓国の輸出管理については、適切な管理がが行われていないと懸念される事例がある」とし「個別の事案について答えることは差し控える」と答えた。韓国の輸出管理に不適切な事案があるという主張を日本政府とメディアが“与える受ける”式に育てる格好だ。(機械翻訳 若干修正)


(朝鮮日報 2019/05/17)

3年でおよそ3倍…生物・化学兵器系列が70件で最多

ミサイルの弾頭加工やウラン濃縮装置などに転用できる韓国産の戦略物資が、このところ大量に違法輸出されていることが16日に判明した。大量破壊兵器(WMD)製造にも使える韓国の戦略物資が、第三国を経由して北朝鮮やイランなどに持ち込まれた可能性もある。

保守系野党「大韓愛国党」の趙源震(チョ・ウォンジン)議員が産業通商資源部(省に相当)から提出を受けた「戦略物資無許可輸出摘発現況」によると、2015年から今年3月までに政府の承認なく韓国の国内業者が生産・違法輸出した戦略物資は156件に上った。

2015年は14件だった摘発件数は、昨年は41件と3倍近くに増えた。さらに今年は、3月までの摘発件数だけでも31件に上り、急増する様子を見せている。

戦略物資とは、WMDやその運搬手段に転用できる物品や技術のこと。昨年5月には、ウラン濃縮などに使える韓国産の遠心分離器がロシア、インドネシアなどに違法輸出された。

17年10月には原子炉の炉心に使われるジルコニウムが中国へ、また生物・化学兵器(BC兵器)の原料となる「ジイソプロピルアミン」がマレーシアなどへ輸出された。

「ジイソプロピルアミン」は、北朝鮮当局がマレーシアのクアラルンプール国際空港で金正男(キム・ジョンナム)氏を暗殺する際に使った神経作用剤「VX」の材料物質でもある。15年9月と昨年3月には、北朝鮮と武器取引を行っているといわれるシリアに、BC兵器製造関連の物資などが違法に輸出された。

戦略物資の違法輸出は、BC兵器系列が70件で最も多かった。通常兵器は53件、核兵器関連は29件、ミサイル兵器が2件、化学兵器が1件だった。韓国では、戦略物資を輸出する際、対外貿易法に基づいて政府の承認を受けるよう定めている。

国防安保フォーラムのヤン・ウク首席研究委員は「北朝鮮の友好国に向けた違法輸出が増え続けており、第三国を経由して北朝鮮に渡った可能性を排除できない」と語った。
(FNN 2019/07/10)

韓国の輸出管理体制に疑問符がつく実態がうかがえる資料を、FNNが入手した。

韓国から兵器に転用できる戦略物資が不正輸出された案件が、4年間で156件にのぼることが明らかになった。

FNNが入手した韓国政府作成のリストによると、2015年から2019年3月にかけ、戦略物資が韓国から流出した不正輸出案件は、156件にのぼることがわかった。

北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏暗殺の際に使用された神経剤「VX」の原料がマレーシアなどに不正輸出されたほか、今回の日本の輸出優遇撤廃措置に含まれるフッ化水素も、UAE(アラブ首長国連邦)などに不正輸出されていた。

国連安保理北朝鮮制裁委員会のパネル委員だった古川勝久氏は「大量破壊兵器関連の規制品をめぐる輸出規制違反事件がこれほど摘発されていたのに、韓国政府がこれまで公表していなかったことに驚いている」、「この情報を見るかぎり、韓国をホワイト国として扱うのは難しいのではないか」とコメントしている。

野上官房副長官は、10日午前、日本政府の方針について、「今回の措置は、WTO(世界貿易機関)で認められている安全保障のための輸出管理制度の適切な運用に必要な見直しだ」とあらためて強調したうえで、韓国からの戦略物資の不正輸出について、「韓国の輸出管理については、適切な輸出管理が行われていないと懸念される事例があると承知しているが、個別の事例について答えることは差し控える」と述べた。

 
>2015年は14件だった摘発件数は、昨年は41件と3倍近くに増えた。さらに今年は、3月までの摘発件数だけでも31件に上り、急増する様子を見せている。

左派政権になって、左派シンパが不正輸出に力を入れたのは間違いないですね。

不正が急増した場合、摘発の網からの漏れが当然多くなるのですが、どの程度なのかな。