(朝日新聞 2019/09/06)
テレビのワイドショーで韓国報道が過熱気味だ。日韓政府の対立をあおるように取り上げる番組もあり、出演者による韓国人へのヘイト発言まであった。競うように韓国を取り上げ、過激な言葉さえ電波に乗ってしまう底流には何があるのか。
フリップに「断韓」
CBCテレビ(TBS系)の情報番組「ゴゴスマ」で先月、韓国で日本人女性が髪をつかまれたとされる映像を見た中部大学の武田邦彦特任教授が「日本男子も韓国女性が入ってきたら暴行しないといかん」などと発言。特定の国籍・民族を差別するヘイトスピーチにあたるとして批判が集まり、3日後に番組が謝罪する事態となった。
また、テレビ朝日系「ワイド!スクランブル」では、コメンテーターの黒鉄ヒロシ氏が、フリップに「断韓」と書いて国交断絶を呼びかけた。
日韓関係に詳しい小針進・静岡県立大教授は「韓国の政権がやっていることは実際におかしいと受け止める人たちがいて、日本の国民感情に火が付いた。それが広がり、国対国のやり取りから、日本人対韓国人の構図になってきている。加えて、それが良識あるものでなくても、本音を言えばいいというムードがネットなどでも蔓延(まんえん)しており、それに影響される形でテレビの言説も何を言ってもいい、という軽さが出てきている」と指摘する。
ワイドショーでは、韓国を取り上げる時間が日を追って増えている。ニホンモニターのデータによると、取り上げた合計時間は、日本が韓国を「輸出優遇国(ホワイト国)」から外すことを表明した7月の第1週(1~7日)は2時間53分だったが、8月第2週(5~11日)には3時間48分、韓国がGSOMIAの破棄を発表した8月第4週(19~25日)は6時間40分、第5週(26~9月1日)には、13時間57分となっている。
■視聴率なぜ高い
なぜ増えているのか。ある民放ワイドショーのプロデューサーは「韓国を扱うと、ずっと視聴率は高い。今、全局で韓国報道一色なのは、完全に視聴者がついてきているから」と話す。
例えば、文在寅(ムンジェイン)大統領の側近・曺国(チョグク)氏の不正疑惑報道は「韓流ドラマのように登場人物のキャラが立っているので、エンタメ化しやすい」という。視聴者のタイプは、そうした「半分エンタメとして楽しんでいる層」、元々韓国に興味を持っているなど「本当に関心がある層」、「嫌韓層」の三つに分類できるという。
民放のワイドショーが特に狙うのは、確実に一定数がいるとみられる嫌韓層だと分析し、「各番組が嫌韓をあおる内容に走り、冷静な放送が少ない気がする。冷静に考えようと伝えると、それには『偏っている』という批判が来る」と語る。
■心の隅に「差別」
視聴者の韓国への関心の根源には何があるのか。ジャーナリストの青木理(おさむ)さんは、「日本人の心の隅っこに民族差別や朝鮮差別が一定程度ある」と分析した上で、まずは北朝鮮バッシングがあったと見ている。「拉致問題が注目された2002年の日朝首脳会談後、まず外交で『何を言ってもいい』という空気が国民に醸成されたのでは」と語る。
時を同じくして、日本の成長が停滞し、不安や自信の喪失を感じる人が増えた。そこに「マンガ嫌韓流」やヘイト活動をする団体の登場、ネットでの過激な言説の広がりが重なり、潜在的にあった差別意識が外に出るようになったと指摘する。
戦時中の日本でも、新聞が「鬼畜米英」と記事で戦意をあおった。1990年代のルワンダで起こった民族間の大量虐殺は、ラジオ放送局が憎悪を駆り立てる放送を続けた。青木さんは「メディアがそうしたことをあおるようなことだけは絶対にしてはいけない」と警鐘を鳴らす。
「差別は俗情を刺激して、燃え広がりやすい。ひとたび燃え広がれば収拾がつかなくなる。それを抑えるのがメディアの役割ではないだろうか」(定塚遼、西村綾華)




朝日新聞の日本ヘイトは日常茶飯事、嫌韓・反韓だけを青木理のような極端な反日活動家に語らせるとは、笑わせるなww
specificasia
が
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