PD手帳報道で検察がMBC家宅捜索へ、労組は抵抗
(聯合ニュース 2009/04/08)   


 米国産牛肉の牛海綿状脳症(BSE)リスクを報じたMBC番組「PD手帳」関連捜査を行うソウル中央地検は8日午前、MBCに対する家宅捜索に踏み切ったが、労働組合員らがこれに抵抗、両者がにらみ合いを続けている。

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 検察は検事2人と捜査官15人をソウルのMBC本社に派遣、「PD手帳」オフィスと地下1階の映像・記録保管所の家宅捜索を試みた。これに対し、組合員200人余りが本社前で検察の行く手を阻んでいる。

 検察は先月25日に同社への家宅捜索令状を取った。以前に逮捕し取り調べた、同番組のイ・チュングンプロデューサーを除くプロデューサー3人と作家2人に対する逮捕状も取っている。検察関係者は、「これまで放送テープの原本提出と制作陣の出頭を求めてきたにも関わらず、これに応じず強制捜査に踏み切るしかないと判断した」と説明している。

 検察は昨年4月に放映された米国産牛肉のBSEリスク報道に関連し、問題の放送分のうち翻訳過程で意図的にわい曲、または誤訳した部分があるとし、撮影原本を提出するよう制作陣に求めてきた。


結果は……

MBC本社への家宅捜索、労組の抵抗で失敗 (聯合ニュース 2009/04/08)

 米国産牛肉の牛海綿状脳症(BSE)リスクを報じたMBC番組「PD手帳」関連捜査を行うソウル中央地検は8日午前、放送撮影原本を押収するためソウルのMBC本社に対する家宅捜索を試みたものの、労働組合の抵抗で失敗に終わった。

 検察は検事2人と捜査官15人を本社に派遣、家宅捜索令状と番組制作陣5人に対する逮捕礼状を執行しようとしたが、組合員約100人がこれを防ごうとビル出入り口を封鎖した。両者は1時間余りにらみ合いを続け、結局検察は昼前に現場から撤収した。

 検察関係者は、「物理的衝突を甘受してまで令状を執行することはしない。制作陣が原本を検察に提出し、自ら出頭して調査を受けるよう望む」と述べた。



MBC PD手帳 狂牛病問題報道の経緯 (Wikipedia)

2008年4月29日に「緊急取材! 米国産牛肉、狂牛病から守られているか」と題した狂牛病に関する報道で、「韓国人は遺伝子的に狂牛病にかかりやすい」、「狂牛病の主な症状はすわりこむことだ(いわゆるへたり牛)」等と放送し、韓国国内で大規模な反米デモが起こるなどの影響をもたらした。しかし放送内容に捏造や誇張があったことが明らかとなり、MBCは謝罪放送を行った。

2008年4月29日- 「緊急取材!米国産牛肉、狂牛病から守られているか」を放送。
2008年5月13日- 再度狂牛病に関する報道を行う。
2008年5月19日- 言論仲裁委員会によって、訂正放送を命令される。これを不服としたMBCはソウル南部地方裁判所に提訴する。
2008年7月19日- 放送通信審議委員会により、「視聴者への謝罪命令」という懲戒処分が下される。
2008年7月29日- 検察庁が「『PD手帳』の番組内容は、取材を行った事実とは異なる意図的な歪曲・誇張編集が19カ所にわたり行われた」と発表。
2008年7月31日- ソウル南部地方裁判所で訂正放送を命じる判決が出される。
2008年8月1日- PD手帳側が検察の発表に反論する記者会見を行う。
2008年8月12日- MBCが放送通信審議委員会の命令に従い、謝罪放送を行う。この謝罪放送を阻止しようとMBCの労組が主調整室の前を占拠する騒ぎも起こる。
2008年8月13日- チーフプロデューサーのチョ・ヌンヒとディレクターのソン・イルジュンが異動となる



朝鮮総連関係者が強制捜査の際に騒いで捜査妨害するのは“無駄な抵抗”ではなく、朝鮮・韓国人同士ではちゃんと通用する捜査拒否行動だったんですね。




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夏元 雅人


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