(マネートゥデイ 韓国語 2020/02/18)
17日午前8時27分(現地時間)、南米フランス領ギアナのギアナ宇宙センター組み立て棟(BAF)。縦に長い建物の前面が下から上にゆっくり開き始めた。約10分かけて約60mの扉が開くと、高さ51mの巨大な白い柱構造物が姿を現した。

車に乗って組み立て棟の直ぐ前に着くと、遠くから眺めるたときよりも大きくて雄壮な姿が現れた。右側上段には太極旗が、左側上段には『千里眼2B号』というハングルが鮮明に刻まれている。打ち上げを翌日に控えた海洋・環境観測静止軌道衛星『千里眼2B』号を載せた、ヨーロッパ宇宙企業アリアンスペースの発射体[ロケット]『アリアン5ECA』であった。

車に乗って組み立て棟の直ぐ前に着くと、遠くから眺めるたときよりも大きくて雄壮な姿が現れた。右側上段には太極旗が、左側上段には『千里眼2B号』というハングルが鮮明に刻まれている。打ち上げを翌日に控えた海洋・環境観測静止軌道衛星『千里眼2B』号を載せた、ヨーロッパ宇宙企業アリアンスペースの発射体[ロケット]『アリアン5ECA』であった。


アリアン5ECAは組み立て棟から3.5km北東側に位置した発射台に移動を控えていた。この日、千里眼2B号の最終点検のために現場を訪れたイ・ナヨン韓国航空宇宙研究院(以下、航宇研)静止軌道複合衛星事業担当専任研究員は「最後に衛星の電源を切るために訪問した」とし「2018年12月の千里眼2A号打ち上げ時に比べて風が多少強く吹いているが、打ち上げには支障がないものと予想している」と話した。
『ㄴ』字状の黄色い発射テーブル(Launch Table)と共にそびえ立ったアリアン5ECAの前には青いトラック一台が停まっていた。総重さ2400トン(t)に達する発射体と発射テーブルを引っ張って発射台に移動する車両だった。発射体の前には組み立て棟の入口から21m間隔で並ぶ2本のレールがあった。別名『スペースロード(Space Road)』であった。
◇「用心、また用心」発射体移送…19日午前7時18分打ち上げ
11時53分、発射体と発射テーブルがスペースロードに沿ってゆっくり移動し始めた。大人が決心すれば1時間で歩くことができる距離だったが、安全のために発射体をゆっくり移動させたため移送時間は1時間を遥かに越えた。クラウディア・ホヤウ,アリアンスペースメディアデジタルコミュニケーション担当官は「組み立て棟から非常に遅い速度で出て、次第に速度を速めて時速2.5kmで移動を始めた後、直線区間で時速3.8kmで移動する」と話した。移動時には安全のため、移送トラック運転手を含めて9人の人員のみ残し、皆周辺を離れた。
午後1時3分、発射台に到着した後には再び衛星の電源を入れた後、遠隔での最終作業が続いた。チェ・ジェドン航宇研静止軌道複合衛星事業団長は「昨年末にギアナに着て以降、衛星本体の点検を続けてきた」とし「明日の打ち上げを終えた後、初の交信と太陽電池パネルの展開などを確認し、初期の成功可否を確認する計画」と話した。

航宇研の計画によれば、千里眼2B号の最終打ち上げは韓国時間で19日午前7時18分[日本同]に行われる。当初、7時14分に打ち上げられる予定だったが4分遅れた。11時間23分前である午前[午後]7時55分頃に最終カウントダウンが始まる。衛星に異常が発見された場合、打ち上げ9秒を残した時点までいつでもカウントダウンは停止される。以後、打ち上げ4時間38分前から液体酸素と液体水素など発射体への推進剤注入が始まる。推進剤注入には3時間30分かかる。
打ち上げ15分前には衛星のバッテリーを使う内部電力モードに転換され、打ち上げ7分前からは発射自動シーケンスが始まる。打ち上げ命令が下されれば1秒後に1段エンジンが点火され、約7秒後に固体ブースターが点火されて離陸することになる。
打ち上げ2分22秒(142秒)後には固体ブースターが分離し、3分22秒(202秒)後には衛星保護カバー(フェアリング)が分離する。打ち上げ8分50秒(530秒)後には主エンジンが分離し、4.5秒後に2段エンジンが点火される。
発射体が目標軌道に進入する時点は打ち上げの25分29秒(1529秒)後だ。千里眼2B号は打ち上げ31分後である49分に発射体から分離し、打ち上げ40分後である7時58分、オーストラリアの管制所と初の交信をする予定だ。交信は一次的に衛星打ち上げの成功可否を判断する重要なイベントだ。以後、打ち上げ1~2時間後に太陽電池パネルの展開まで終えれば、打ち上げ当日に確認できる手続きはすべて終わる。以後、約2週後、衛星を東経128.2度の位置に正確に送れば、本格的な試験運用が始まる。チェ団長は「衛星の燃料の70%を衛星を自らの位置に送るのに投入される」とし「正確度が必要な大変重要な作業で、この期間まで緊張が緩められない」と話した。
◇推進体・発射体・アダプター点検完了…現地で10日前から打ち上げ準備
千里眼2B号打ち上げの現場の準備は10日余り前から始まった。千里眼2B号は1月6日、ギアナ宇宙センターに到着して以降、機能点検と推進剤充填、発射体アダプター結合作業など次々と経て、打ち上げ準備をしてきた。打ち上げ11日前から9日前まで、千里眼2B号と一緒に打ち上げられる日本のモバイル通信衛星JCSAT-17と千里眼2B号を順に発射体アダプタに装着させた。以後、2つの衛星を組み立て空間に移動させた後、最終衛星組み立て室(BAF)に移動させた。
打ち上げ1週間前からは、2つの衛星を発射体に搭載させる作業を始めた。先に2つの衛星のうち、重さ3.4tで大きさが小さい千里眼2Bを搭載スペースの下段部に搭載し、重さ6tで大きさもより大きい日本の衛星を支持台とともに上段部に搭載した。打ち上げ4日前からは打ち上げ練習に突入した。打ち上げ2日前、最終的に打ち上げ準備過程を点検し、打ち上げを進めるかどうかを決める打ち上げ準備完了検討会議を現場で開催した。この会議の決定の結果により、打ち上げ1日前である本日、衛星を載せた発射体が発射台に移動を始めた。
◇10年間韓半島海・待機密着観測
千里眼2B号は、地球から3万6000km離れた所で地球の自転速度と同じ速度で地球の周囲を回って一地点を集中観測する『静止軌道』衛星で、2018年12月に打ち上げられた気象観測衛星千里眼2Aと衛星本体は同じで、任務のためのセンサー(搭載体)だけ異なる双子の衛星だ。韓半島[朝鮮半島]とその周辺の海と大気を24時間観測し、海洋の環境変化と大気汚染物濃度などを10年間、集中観測する計画だ。
科学技術情報通信部[省に相当]と環境部、海洋水産部の多部処[省庁]協力事業で、2011年から開発された。韓国航空宇宙研究院が総括主管し、韓国海洋科学技術院と韓国航空宇宙産業、アメリカ,ボールエアロスペース社、フランス,エアバス社などが開発に参加した。(機械翻訳 若干修正)
| 通信衛星JCSAT-17の打ち上げ日程に関するお知らせ (スカパーJSAT 2020/01/24) 株式会社スカパーJSATホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 英一)は、100%子会社であるスカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:米倉 英一)の通信衛星JCSAT-17の打ち上げ日程について、以下のとおりお知らせします。 JCSAT-17は、Sバンド、Cバンド及びKuバンドのトランスポンダーを搭載し、衛星通信サービスを提供します。Sバンド及びCバンドは、日本及び周辺海域向けの移動体通信用として株式会社NTTドコモが長期利用します(IRU契約※)。スカパーJSATは、同社が提供する衛星通信サービスを支えてまいります。 ※IRU(indefeasible right of user)契約 関係当事者の合意がない限り破棄又は終了させることができない長期安定的な使用権契約 記 打ち上げ予定日 : 2020年2月19日(日本時間) 打ち上げ場所 : ギアナ・スペース・センター(南米フランス領ギアナ) 打ち上げロケット : Ariane-5ECA(アリアンスペース社) 衛星バス : LM2100型(ロッキード・マーティン社) 衛星の主要諸元 : (1)周波数:Sバンド、Cバンド、Kuバンド (2)主要カバレッジ:日本を含む東アジア ※Sバンド及びCバンドは日本及び周辺海域 (3)設計寿命:15年 運用予定軌道位置 : 東経136度 |

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