(ハンギョレ新聞 韓国語 2020/05/18)

〇スピーカー使用自制など要求「許可を出さないことも」
〇行事妨害した右翼団体は「私たちが認められた」と喜んでいる
〇小池知事就任後、朝鮮人虐殺追悼文送付拒否
〇ノンフィクション作家「衝突を理由に行事中断させる恐れ」


日本,東京都が、毎年9月1日に東京都墨田区の横網町公園で開かれる関東大地震[関東大震災]での朝鮮人虐殺犠牲者の追悼式を執り行うには、一種の『遵法誓約書』を出すことを要求して論議が起きている。行事を主催する日本の市民団体は、追悼式開催を萎縮させかねない内容とし、撤回を要求する声明書を出した。

18日、『9.1関東大地震朝鮮人犠牲者追悼式実行委員会』[9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典実行委員会](以下、実行委)によれば、東京都は昨年12月24日、今年の行事開催のために誓約書を出すことを求めた。

誓約書の内容は「(関東大地震犠牲者全体を対象に東京都がする行事の時間帯には)マイクとスピーカーなどを使用しない」
[(都の大法要と重なる時間は)拡声音量装置は使用しない]、「拡声器を使う時は行事参加者が聞こえる程度での必要最小限の音量にすること」[(集会で使う拡声器は)当該参加者に聞こえるための必要最小限の音量とすること]などの内容だ。

該当内容を遵守できない場合には「(行事開催のための)公園の占用許可が降りないことがあることに依存ありません」という内容も入っている。
[下記事項が遵守されないことにより公園管理者が集会の中止等、公園管理上の必要な措置を指示した場合は、その指示に従います。また、公園管理者の指示に従わなかったことにより、次年度以降、公園地の占用が許可されない場合があることに異存ありません」]

朝鮮人虐殺犠牲者慰霊碑が横網町公園に建設された1973年以来、追悼式は毎年開かれているが、東京都がこのような誓約書を要求したのは今回が初めてだ。

実行委は声明で「本来自由・自主である集会運営を萎縮させる恐れがある」とし「実行委は、都が示したような『公園管理上支障となる行為』等を行ったはない」と書いた。実行委は去る2月、東京都が自制するようにした行動をこれまで実行委がしたことがあるかと質したところ、東京都は無いという趣旨の回答をしたとも明らかにした。

東京都が誓約書の提出を要求した背景には、ここ数年間、日本右翼が朝鮮人虐殺犠牲者追悼式が開かれる場所のすぐ向かい側で、朝鮮人虐殺被害を否定する内容の集会を開いてきたのと関連がある。

2017年から『日本女性の会 そよ風』という右翼団体は、朝鮮人虐殺犠牲者追悼式が開かれる同じ時刻に日本人犠牲者の追悼式を名分に集会を開いている。これらは集会で「日本人も(朝鮮人に)にやられた」などの主張をし、朝鮮人虐殺犠牲者追悼式を妨害している。

東京都が要求した誓約書の内容のうち、他の公園利用者に影響を及ぼすほどの拡声器の使用は、右翼団体がこれまでしてきた行動だ。

ところが、東京都は右翼団体とともに朝鮮人犠牲者追悼式実行委にも誓約書の提出を要求した。

右翼団体は喜ぶ格好
。この右翼団体は去る2月のブログに「誓約書を書けば、今後、公園で、晴れてもう一つの慰霊祭の存在が認められる。小さい一歩とは言え、40年間反日左翼だけの言論空間だった公園が、両論併記になったのです」と書いた。自分たちの存在が認められることになった形だと受け入れている。

関東大地震朝鮮人虐殺を扱った本である『九月、東京の路上で』の著者の加藤直樹はこの日、ハンギョレとの通話で「右翼団体は自分たちのが追悼祭を開いていると主張するが、追悼はせず、朝鮮人虐殺犠牲者追悼祭を妨害ばかりしている。両団体間の衝突が起きた場合、これを理由に東京都が右翼団体だけでなく朝鮮人虐殺犠牲者追悼式も中止させる恐れがある」と述べた。

東京都はハンギョレに「どの団体に誓約書を要求したのかは明らかにすることはできない」とし「公園を管理する立場で公平中立に接している」と明らかにした。

小池百合子東京都知事は、就任翌年である2017年から歴代東京都知事が送ってきた朝鮮人虐殺犠牲者追悼文を送っていない。小池知事は関東大地震犠牲者すべてのための追悼文を発表しているので、朝鮮人犠牲者のために別に追悼文を送らないと主張した。虐殺と自然災害の被害は性格が異なるという批判に「さまざまな歴史認識があろうかと思う」とも話したことがある。(機械翻訳 若干修正)


実行委員会の声明書、『そよ風』のブログを見ると、そよ風の活動が始まったことで、東京都は衝突を回避するために誓約書を作成し、そよ風にだけ提出させるわけにはいかないため実行委員会にも提出を求めたんでしょうが、小池知事の追悼文拒否以降、毎年報じられ、一部の人達で“史実”とされてきたことが検証されるのは良いことですね。

2017年08月24日