(NHK 2023/12/19)
中国内陸部の甘粛省で18日夜遅くマグニチュード6.2の地震があり、地元政府などは、隣接する青海省を含めて、これまでに合わせて116人が死亡したとしています。被災地では、気温がマイナス10度前後と厳しい冷え込みになっているうえ、停電や断水が起きていて厳しい環境の中で救助活動が続けられています
中国地震局によりますと、18日午後11時59分ごろ、日本時間の19日午前1時前に内陸部、甘粛省の臨夏回族自治州を震源とするマグニチュード6.2の地震がありました。

震源の深さは10キロで、19日午前、会見した甘粛省の地元政府によりますと、これまでに甘粛省で105人の死亡が確認され、397人がけがをしたということです。
損壊した建物は4782棟に上っているということです。
また、国営メディアによりますと、隣接する青海省でも11人が死亡していて、これまでに甘粛省と合わせて116人が死亡したことになります。
被災地では、気温がマイナス10度前後と厳しい冷え込みになっているうえ、停電や断水が起きていて、現地からの映像では、被災した人たちがたき火で暖をとる様子がみられます。
被災地では、厳しい環境の中で救助活動が続けられています。
中国の国営メディアによりますと、習近平国家主席は関係機関に、全力で捜索と救助を行うとともに適切に被災者の対応にあたり、住民の生命と財産の安全を最大限守るよう指示しました。
◇救助隊が暗闇の中で活動
国営の中国中央テレビは、甘粛省の被災地で、救助隊が暗闇の中、活動している様子を伝えています。
映像からは、救助隊ががれきの中で倒れ込んでぐったりした人を運び出している様子や、けがをした男性の腕を抱えて助けている様子がわかります。また、救助隊ががれきの中に取り残されている人がいないかどうかを確かめるため、サーチライトで捜索している様子もわかります。
住宅の中を撮影した映像からは、天井に大きな亀裂が入り一部が床に落ちて散乱しているのが確認できます。
◇日本大使館 “日本人被害の情報入っていない”
北京にある日本大使館によりますと、日本時間の19日午前11時現在、今回の地震で日本人が被害に遭ったという情報は入っていないということです。引き続き情報収集を進めるとしています。
また、日本大使館は、甘粛省や青海省の被災地に住む日本人や日本人の旅行者に対して、余震などに注意を呼びかけるとともに、被害に遭ったり、被害の情報を見聞きしたりした場合は大使館に連絡するよう呼びかけています。

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