中国外相「米空母の香港寄港拒否、誤解だった」・米大統領に説明
(日経新聞 2007/11/29)    

 ブッシュ米大統領は28日、中東和平国際会議出席のため訪米中の楊・中国外相とホワイトハウスで会談した。

 米海軍の空母「キティホーク」が香港への寄港を拒否されたことを大統領が取り上げ、中国側の真意をただした。外相は誤解だったと説明し、政治的な意図を込めた行動ではないとの立場を示唆した。

 ペリーノ大統領報道官が記者団に明らかにした。キティホークは横須賀基地配属で、感謝祭休暇のため今月下旬に4日間の日程で香港に寄港する予定だった。だが中国政府が一時、寄港を阻んだため、横須賀へ帰還。中国の真意を巡って憶測を呼んでいた。



中-米キティホークの香港停泊で攻防戦
(聯合ニュース 韓国語 2007/11/29)

 中国と米国が軍事的問題を囲んでまた対立局面に入る兆しを見せ成り行きが注目されている。

 米国防総省は28日、中国当局が先週米海軍軍艦らの香港停泊要請を相次いで拒否したことに対して公式抗議した。

 国防部ジェフ・モレル公報担当官は28日の記者懇談会で「私たちは今回の事件に対する不快感を公式に提起している」としてワシントン駐在中国大使館の武官を国防部に呼んで米国側の抗議をつたえたと明らかにした。

 これに先立ちジョージ・ブッシュ米国大統領もこの日、楊潔チ(ヨウ・ケツチ)中国外交部長と会談した席でキティホーク停泊拒否問題を取り上げ論じた、とゴードン・ジョンドロー米ホワイトハウス国家安保会議(NSC)スポークスマンが明らかにした。

 これに対して楊部長は「それは誤解から生じたものだった」と説明したと伝えられたが、どんな誤解なのかは具体的に明らかにならなかった。

 中国は当初何の説明なしにキティホークの香港入港を拒否し、去る22日キティホークの香港停泊許可を表明したが、もう遅かった。キティホークはすでに日本横須賀港基地に向かっていた。8千人余りの米軍将兵は艦上で22日の感謝祭をむかえなければならなかった。

 米国防総省が楊潔チ部長の説明にもかかわらず中国に強力対応したのは、中国当局の米軍艦の香港停泊拒否が今回だけではなく、最近になって相次いだためだ。

 北京当局の米軍艦らに対する相次いだ香港入港拒否には政治的・軍事的な意図が込められているので今回丹念に釘を刺すべきだ、というのがワシントン当局の意志と観測される。

 米国防総省はキティホークに先立ち米海軍の掃海艦のパトリオットとガーディアンが暴風を避けるために香港停泊と給油支援を要請したが中国当局が停泊を拒否、海上で給油のみ支援を受けて日本の母港に帰還したと主張した。

 中国の米軍艦入港拒否は、1999年の米軍のベオグラード駐在中国大使館誤爆事件や2001年の米偵察機と中国戦闘機の衝突事件など両国関係が危機を迎えた時だけであったし、今まで米軍艦らが香港港を日常的に訪問していたというのが米国防総省の指摘だ。

 中国当局のキティホーク香港入港拒否は、米国の台湾に対する先端武器販売計画とブッシュ大統領がダライ・ラマに面談したことに対する反発性措置ではないのかという観測が出回っている。

 中国はアンゲラ・メルケル ドイツ首相がダライ・ラマに会ったことに対する抗議の表れで、両国財務長官の会談取り消しなど強硬措置を取りながらメルケル首相を圧迫した。

 キティホークの香港停泊拒否が中国海軍の大規模軍事訓練と関連があるという説もある。

 中国海軍の東海(日本海東シナ海)および南海(南シナ海)の2大艦隊が最近台湾東部とフィリピン北部の太平洋海域に集結し、台湾海上封鎖を仮想した大規模合同軍事訓練を実施した。中国当局はこの訓練をキティホークに見せたくなかったと香港の明報は報道していた。

 理由はともかく、米国が中国側のキティホークの香港入港拒否に関連して強力な抗議を伝達しただけに中国側の対応が注目される。(機械翻訳 若干修正)




単純に寄港を拒否され「上陸できなかった」だけではなく、これ↓ですからね。


米軍空母キティホークが最後の帰港/横須賀
(神奈川新聞 2007/11/27)

 一九六一年に就役し、九八年から在日米海軍横須賀基地を事実上の母港としてきた米海軍第七艦隊の空母キティホークが最後の演習航海を終え、二十七日、約一カ月ぶりに同基地に帰港した。岸壁には約二百人の家族が出迎えた。当初の帰港予定日は十二月一日。香港寄港を中国政府が拒否したことで、予定を短縮し横須賀に戻るハプニングにも見舞われた。

 同空母は毎年十一月に日本近海で日米合同演習に参加。ここ数年は演習後の米国の感謝祭の休日は香港に寄港し、家族らと買い物を楽しんだ後、横須賀に帰港していた。

 今年も二十一日から四日間、香港に立ち寄る予定だった。しかし、中国政府が理由を明らかにせず寄港を拒否。翌二十二日に拒否は撤回したが、既に天候悪化を理由に日本に進路を取っていた同空母は横須賀に戻った。

 同空母打撃群のリック・レン司令官は「最後の航海を終え、四十六年間、任務を果たしきた同空母を誇りに思う」。香港寄港拒否問題については「理由は分からないが、香港での休日を楽しみにしていた乗員や家族には残念なことだった」と話した。

 キティホークは今後、メンテナンスを行い、来年五月ごろに横須賀を出港し退役する。同八月に後継艦の原子力空母ジョージ・ワシントンが配備される。


米空母キティホーク、香港寄港拒否の「屈辱」
(朝鮮日報 2007/11/24)一部抜粋

 キティホークの乗組員8000人余りは香港で感謝祭の休日を過ごす予定だったが、土壇場で計画をつぶされるという屈辱を味わった。

 感謝祭の休日をともに過ごそうと、乗組員の家族らは飛行機で香港入りしていたが、中国政府は何の説明もなく寄港を拒否した。(略)

 中国政府は翌日の22日になって、寄港拒否を撤回した。中国外務省の劉建超報道局長は定例会見で「人道主義的な観点でキティホークの寄港を認めることとし、米国側に通告した」と述べた。しかし、このとき既にキティホークは香港沖を離れ、400キロも航行した後だった。

 来年退役予定のキティホークは、「天候が悪化し、船を旋回するのが難しかった」と寄港断念の理由を説明し、中国の「好意」に「最後の自尊心」を見せた。乗組員らは船上で感謝祭を迎え、香港まで無駄足を踏んだ家族らは香港の米国領事館が準備した感謝祭のパーティーで満足しなければならなかった。

201029858453061060.jpg





明日(30日)は、来日中の“中国海軍”が、海自の横須賀基地に表敬訪問の予定ですね。


 

ディスカバリーチャンネル 体験レポート!ニミッツ級空母
ドキュメンタリー

ディスカバリーチャンネル 体験レポート!ニミッツ級空母
ディスカバリーチャンネル 次世代空母開発の全貌 ディスカバリーチャンネル 空母始動 ディスカバリーチャンネル 空母建造 ディスカバリーチャンネル 世界の名軍艦TOP10 ディスカバリーチャンネル Extreme Machines 航空母艦
by G-Tools