(朝鮮日報 2026/09/26)
「あれ、なぜ女性ばかりなんだ…?」
2026年愛知・名古屋アジア大会バスケットボール準決勝の取材を終えて、宿泊先へ戻る途中のことだ。9月18日、電車に乗り込んで周囲を見回すと、不思議なことに乗客が全員女性だった。男性の姿は一人も見当たらなかった。疑問に思って周囲を見渡すと、「女性専用車両」という文言が目に飛び込んできた。
名古屋市民が主に利用する東山線は、平日の始発から終電まで女性専用車両を運行している。6両編成のうち、一つの車両を女性専用に指定したのだ。地下鉄で発生し得る痴漢などの性的嫌がらせのような迷惑行為を予防し、女性客が安心して地下鉄を利用できるように設けられた。
現在、名古屋市営地下鉄の路線の中で女性専用車両を運行しているのは、東山線と名城線、名港線だ。ただし、運行時間には違いがある。東山線は平日に終日運行しており、名城線と名港線は平日の始発から午前9時まで運行している。
韓国でも1992年、当時の鉄道庁とソウル地下鉄公社が首都圏電鉄1号線の区間に女性専用車両を導入したことがある。しかし、通勤・通学ラッシュ時の混雑などにより専用車両の区分がしっかり守られず、形骸化した。
2011年にソウル市は地下鉄2号線の最終電車に女性専用車両を導入する案を推進したが、反対の世論に押されて実際に運行には至らなかった。
2011年にソウル市は地下鉄2号線の最終電車に女性専用車両を導入する案を推進したが、反対の世論に押されて実際に運行には至らなかった。
うっかり偶然乗り込んだ名古屋の女性専用車両が比較的しっかり運用されている様子を見て、忘れ去られていたわが国の女性専用車両の風景が重なって見えた。パク・ソンウォン記者

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